引き返すのが難しくなる前に

うちに来ている方でも、例えば肝臓を一度調整したらもう肝臓の状態はばっちり!と思っている方がたまにいます。

 

 

ぼくが施術でやっているのは、内臓の持っている柔軟性、動きを正常化することで、内臓の機能が下がっていて実際に内臓の疾患が出やすいような方や実際に出ている方は1回の施術で問題なくなるということはあまりありません。

 

 

腎臓は問題の出やすい内臓ですが、腎臓の機能が一度下がったらある程度集中して調整を加える必要があります。

 

 

肝臓は疲労が溜まっている方がかなり多い臓器で、甘いものやクスリの常用をしている方は疲労が蓄積しやすいので、特にクスリを常用している方は月1でも定期的にみた方がいいです。

 

 

10月はかなりひどい状態で来る方が多かったので、一発ですっきりリリースというわけにもいかなかった月でした。一般の方が肝臓や腎臓の不調を自覚するという場合、結構不調が進んでいるケースがあるので、酒がまずくなったとか、だるさ、疲労が抜けないとか、眼が慢性的に疲れているとか、肝腎疲労の兆候を感じたらすぐに来てほしいところですね。

 

 

不調が進行しすぎて、手遅れにならないうちに来て欲しいです。

 

 

10月は、だいぶ久しぶりに来た方が既に手遅れということもありました。

 

 

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心で反応する

人の言っていること、何か決断や選択を迫られる局面では、感覚以上に心で反応するということが重要だと最近思いました。

 

 

感覚は思い込みや臆見が入りやすく、感覚を頼りすぎると裏切られることがあります。

 

 

人の言っていることを聞いていて、何か腑に落ちない、違和感を感じるという時は、心が何かおかしいと反応しているかもしれません。

 

 

感覚が鈍っている人間でも、心の反応が基準として働いていれば、重要な場面で惑わされることは減るでしょう。

 

 

どんなに凄いと言われている人や世間的では評価されている人がいいと言っていても、心が否と反応したら否と受け取る練習ですね。

 

 

普段臨床で主に働いている部分は、「皮膚感覚」「生体反応」といった感覚ですが、これからはそれ以上に「心眼」を鍛えていく必要があるなと感じたこの頃です。

 

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ハイになりたい?

1か月前まで瞑想にあてていた時間をここ1か月走る時間に当てています。

 

 

走っていると、「気持ちよさ」や「明るい気分」といったセンセーションが到来することがあります。

 

 

そのセンセーションに止観し続けると、ある程度の広さを持った場として感じられてきます。

 

 

そのまま場に意識を置き続けるとセンセーションが増幅し、至福の中で、恍惚とした状態で走り続けることができます。

 

 

これは、意識的にランナーズハイをつくる方法といえるかもしれません。

 

 

走ると脳内物質の分泌が活発になるので、気分を意識的に変える方法として瞑想をする場合は、走る方が瞑想よりも適切かもしれません。

 

 

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西洋医学を突き詰めると、、

西洋医学の方法は、突き詰めると「未病を治す」にいきつく。

 

 

現時点では、

「腫瘍があるのでとりましょう」

という対症療法が、

更に進むと、

「癌細胞が多いので死滅させましょう」

になり、

究極的には「予防医学」になり、

「癌になりやすい内臓なので代えておきましょう」

「脳梗塞になりやすいので脳細胞全て変えましょう」

「骨折しやすいので骨を全て取り替えましょう」

「見えやすい眼球に代えましょう」

 

西洋医学の方法を突き詰めるとかなりグロテスクな事態になる。

 

この流れで考えると、身体を全て交換して病気にならなくなる為、加減がわからなくなり突然死ぬことになる。そうすると肉体が死なない事を目指し、死ねなくなり、死ねないことに苦しむだろう。

 

病気になること、死ねることが幸せだということに気付くだろう。

 

 

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思い込み?

人はどうしても自分で築き上げた想念の世界は出ることが出来ないのかもしれませんが、色んな世界が存在し、それはそのまま認めてあげるということを忘れずにいたいですね。

 

 

個人的に施術していて、インパルスを与えて解放する方法も使っていますが、インパルスの威力というのは「これだ」という確信で変動すると感じます。

 

 

「これだ」という確信がしっかりあれば、対象とする情報が少しずれていても解放が起きます。

 

 

そのため、思念想念が強力であれば術者の壮大な思い込みの中でも解放は起きるので、思念想念が強力な術者程思い込みの危ない世界にはまる危険性があるともいえそうです。

 

 

長年施術している程、世界観が築き上がると思うので、そうなった時も常に「これは自分の世界観からみた反応に過ぎないかもしれない」と懐疑的な思考も忘れずにいたいです。

 

 

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何をコピーするか

何かを習う時に、いい悪いは別にして、先生の技術の他に癖や世界観、ポリシーも模倣することになります。

 

 

ミラーニューロンが活発な人は特にそうだと思います。

 

 

もちろん、何かを徹底的に習うときは徹底的に浸った方がものになりやすいですが、一段落したらそこから自分に必要なものを選び分ける作業も大事ですね。

 

 

職人的な職業は特にそうですが、師匠の職人的で頑固な部分まで模倣することになるので、自分に制限をつくらないように見張っておくことが必要だと感じます。

 

 

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休業のお知らせ

11月13~25日はインド渡航につきお休みをいただきます。

 

 

約6年ぶりになるインドですが、宮廷医に一子相伝の?アーユルヴェーダの脈診を修得して来ます。

 

 

これは以前使っていたブログに取り上げたことがありますが、そんなことまでわかるのか!という代物でした。

 

 

アーユルヴェーダの脈診は一般的にもかなり細かいことまでわかると言われていますが、公に伝わっていない脈診とのことで、楽しみにしています。

 

 

使う使わないに関係なく、そーゆうの好きなんです。

 

 

あとは今回初の南インドですね。

 

 

 

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practice!

ここのところ鍛錬法を見直し続けていて、だいぶ以前にやっていたようなものも久しぶりにやったりしています。

 

 

施術師、セラピストは自分の身体、エネルギーに充分通じることが、色々なテクニックを修得する以上に重要だと思います。

 

 

 

自分の身体、エネルギーに通じることで、受け手の状態や場の状態、気配などが自然にわかるようになり、検査の精度も上がっていきます。

 

 

逆に、身体やエネルギーに通じていないと、色んなテクニックを修得したけどどれもものにならなかったということになりかねません。

 

 

中々自分に合う鍛錬法を見つけるというのも難しいことです。

 

 

 

丹田にフォーカスを置いた鍛錬法も色々ありますが、個人的には丹田よりも連動性にフォーカスをおいた鍛錬法が合っていると感じていて、そういったものをやってきましたが、丹田に焦点をおいた肥田式などが合う人もいるかもしれません。

 

 

中国の武術というのはかなり体系的で、やっている感覚も好きなので長続きしますね。

 

 

 

大東流の稽古などはひたすら黙々と技を掛け合い、しかもかなり難しいので、毎日稽古に行くという人は本当に尊敬します、、

 

 

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気持ちいいこと

ここのところ1か月位、食べ物、鍛錬法を完全に見直し、朝は野菜や果物で作ったジュースにし、少しずつヨガや気功、瞑想の修練を増やし、1日おきに走るということをやっていたら、身体の内部では色々な反応がみられ、それを楽しんでいました。

 

 

身体の内部エネルギーが強まり、施術の検査精度と解放力が上がったこと、内部エネルギーの循環が上がることで欲の変動がみられた。人と交流する気が失せたり、慈愛が湧き出てきたり、特定の欲が全くなくなったり逆に最大限に増幅したり、ドーパミンの影響か、喜びのエネルギーが急に押し寄せてきたり、直感が映像や何かしらの情報で入ってくることが増えたり。

 

 

 

施術は1日5人程度に抑えて、鍛錬の時間を長くとって、半分鍛錬で半分仕事というライフスタイルが理想かなと思っています。

 

 

 

久しぶりに、修行の楽しみに身を浸していきそうです。功法をしっかりした後の瞑想がかなり気持ちいいので、これさえあればどうでもいいやという感じになりそうなのでちょっと注意ですね。仕事はしっかりしなければなりません。

 

 

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身体からのフィードバック

自然界の動物は、身体にふさわしくない食物は手をつけないし、居心地の悪い場所には近づかない。

 

 

ヒトも本来そうですが、アタマが他の動物とは違うヒトという種は、あえて合わないものを接種し、悪い場所に近づき、うまの合わない交流を持つことがあると思います。

 

 

意識的にそれをやることもたまには必要だと思うことがあります。多様なものと接触することで経験を沢山持つことで、耐性も出来上がる。

 

 

ただ、身体にしっかり基準できていないと、少し感じていた違和感は大きくなり、やっていることが上手くいかなくなり、心身のバランスを崩し、身動きがとれなくなることがあります。

 

 

自分がいいと思っている基準は、自分の身体の反応からきたものかどうか、その場所は本当に心地いいのか、その人と一緒にいて身体に積極的な反応が生じるのを感じるか、、

 

 

こういったことを常に身体に問いかけ、その反応を読み取ることができれば、よっぽどおかしい方向に行くということはないでしょう。

 

 

「おかしい場所がわかるようになった」「合わない物を口に入れると嘔吐感が出る」「特定の人と合うと寒気がしたり力が入らなくなる」「家が合わなくなって今すぐ引っ越したい」

 

 

うちに半年以上来ている方々からよく聞くことです。

 

 

身体が初期化すると、属していた職場や組織が自分の居場所ではなかったと強烈に違和感を感じる方がいます。身体の状態が底上げされると、生活スタイルがガラッと変わってしまうことがあるので、あまり現状を変えたくない場合は注意ですね(笑)

 

 

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