新しい人類

https://www.amazon.co.jp/ホモ・デウス-上下合本版-テクノロジーとサピエンスの未来-ユヴァル・ノア・ハラリ-ebook/dp/B07GGF5HLH/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1542494145&sr=8-2&keywords=ホモデウス

(話題になっている本だが、文章が冗長で衒学趣味な傾向がある。主張を拾いたい場合は下巻の9章から読むことがオススメ)

 

 

生命科学は人間と他の動物を生化学的なやりとりをする装置とするような機械的なアルゴリズムに変換した。

 

つまり、ヒトもラットも同じように脳ニューロンの発火でやりとりする機械装置に還元された。

 

このことはコンピューターサイエンスにも影響を与え、アルゴリズムに還元されたことで確立した個人という概念は解体される方向に向かっている。

 

あなたのことをAIがあなた以上に知り尽くし、データに基づき明日、何を食べると身体にいいのか、自分に合っているパートナーは誰か、どんな職業につくべきかをシュミレートし始める時、あなたという情報体はコンピュータアルゴリズムに組み込まれることになり、自由な意志を失うという。

 

自由な意志をどこに想定するかという問題はある。

 

かつてB.リベットは、我々が「こうしよう」とする0.35秒前には既に脳に準備電位が現れるということを実験で明らかにしたが、一般に言われているように自由意志を否定しようとしたというよりは、個人的には自由意志の構造を明らかにしたという風にとっている。

 

マーケティングに促されて服や最新のスマートフォンを買うように促されて買うという状況に自由意志はあるのかどうかというと、あると考える。幾つかの選択肢から自分の意志で選択するということは自由意志の発現だと思う。

 

だが、仮にあなたのことをあなた以上に全て知り尽くしているAIがあらゆるパターン化されたシュミレートに基づきあなたに最善の選択を提示し、98パーセントこの相手がいいですよと言われた時、この状況であなたに自由意志があるかどうか。

 

これが問題になる。

 

そういった状況でもまだ自由意志があると言えるならそれは何か。

 

あなたのことを知り尽くしたAIはデータを元にあなたの欲望を形作り、差し向け、全ての行動がAIの動機づけによりされることになるかもしれない。

 

 

神学的な決定論者は、それは神のプログラムで全てが統制されている現状と変わらないと言うだろうか。

 

 

やがて、AIはあなたの利益を優先するために他のAIを操作し始め、AI同士の競争が始まるかもしれない。そして、AI同士が互いの主人の利益を調停するようなシステムを作り上げ、全ての人類がそのシステムから逸脱することは許されなくなるかもしれない。

 

続く?

ちょっとした企画

最近点穴を施術で多用するのですが、気が虚している(活力が不足している)方が多く、中々いい反応を頂いています。

 

より多くデータが欲しいので、12月8日は一枠30分3000円で点穴オンリーの施術希望者を募集します。

 

オススメの方はなんだか活力が湧かないという方です。

 

頭蓋に点穴して肩が挙がるようになったり、腎臓由来の腰痛が脛への点穴でとれたり、嫌な記憶をイメージしてもらって該当箇所を点穴したらイメージしづらくなったというものもありました。

 

希望する方は気軽にご連絡どうぞ!

 

 

ボディデザインラボ takeji

余計なことをしない達人

https://www.amazon.co.jp/回想の野口晴哉-ちくま文庫-の-7-3-野口-昭子/dp/448042167X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1541981905&sr=1-3&keywords=野口晴哉

 

治療の世界で天才、達人といえば野口晴哉。

 

「念ずれば現ず」を体現していた人。

 

全てにおいて突出していて、スケールが違う。似たような人がいれば会ってみたい。

 

本書は何度か読み返していて、だいぶ前(以前のブログ?)でも取り上げたことのある本。

 

何度読んでも晴哉の気配が感じられ、英気に触発されるような感じがする。

 

早熟の天才で、若い時の晴哉略歴は以下のようなもの。

 

野口晴哉は2~9歳の時鍼灸師の叔父に預けられていた。

 

元々死期がわかったようで、晴哉が死ぬと言った人は死んだし、死にそうな人でも大丈夫といえば死ななかった。

 

2歳の頃に病気で声が出なくなっていたため、叔父夫婦に子供ができて実家に戻ると大家族の中で自分の居場所がなく、この頃から自分の内面を文章化したり、催眠術を実践したり、膨大な数の本(図書館で1日30冊分)借りて読んだりした。

 

小さい頃は人の身体と本しか見ていなかったと本人の言葉にある程。

 

小学校の同級生の女の子の歯痛をすでに催眠でとっている。

 

実家には居場所がなく、9歳の頃に自殺を考えたことがあったそう。

 

12歳、震災で瓦礫になった浅草で初めて他人に愉気(気の交流)したのがキャリアのスタート。

 

12~17歳はどこで何をしていたのか奥さんでも知らない。この頃に松本道別や桑田欣児といった霊術家との交流、修行があったとみられる。松本道別には更に元ネタがある。辿っていくと野口晴哉は神道行法の系譜につながる。

 

青梅から御嶽山まで歩いて、七代の滝や綾広の滝で修行したということ。

 

先日行ったんですが、青梅から滝までは相当な距離です。綾広の滝近くのロックガーデンで白装束を着た女性とすれ違ったとか、、

 

晴哉が滝に気合をかけると一瞬滝の音が消えたという。

 

17歳で日暮里に格安で購入した道場を開く。お化け屋敷だったのを好きなように改装したらすっかり家相がよくなり、晴哉の気合を受けるために朝早くから人が殺到した。

 

初期は気合いで調整を行い、道場では心霊術、催眠、指針術、透視術などを盛んにやった。

 

そのうち気合いは愉気になり、催眠は潜在意識の探求になり、後の実験はピタリとやらなくなった。

 

治療の腕前は凄すぎたので、晴哉の治療なしではいられない人たちが増えたためか、治療から遠ざかり、運動の指導が主になる。

 

「治療ということ、相手の身体が為す也。

それ以上巧妙に行い得るつもりになるは人間の慢心也。」

 

身体に自ら回復させることを目指していた晴哉にとっては、あらゆる治療技術は蛇足でしかなかったかもしれない。技術を沢山教えるということはせず、弟子にも例えば毎日丁度いい湯加減にすることができたからと弟子を卒業させたという話もある。

 

人が治してやろう、治さなければ手遅れだというのは人間を弱くし、去勢する。病気になった原因を自分で究明すれば身体は自然に良くなる。

 

晴哉は施術でみている人の身体をとんでもなく長いスパンでみていた。その場で痛みが引いたから、1ヶ月は大丈夫だったなんていう短いスパンではなく、何年、何十年のスパンで経過をみていた。

 

技術に関しては人から習うとそれを越せないし、師匠の変な癖までもらってしまうということを語っている。

 

晴哉にとっては、10代に直感的に捉えた原理に基づき、人間の微細な心身の動きを読み取りその人がどうすれば本来持っている力を生かせるのかということが仕事の全てだったと思う。

 

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新しいツール

インドネシアから戻ってからは精霊の召喚、テスラコイルを使ったバイオレットレイ、そして最近は熊本の気功の達人E先生の方法や自分で色々試して点穴法を使っています。今不定期で気功指導頂いているN先生も点穴療法を修得しておられるので参考にしていきたいと思います。

 

 

ぼくの施術方法は影響を切ったり、排出するといった、鍼灸でいうと「瀉する」方法がほとんどでしたが、最近は排出する力自体なかったり内臓の活力が上がりにくかったりという方が多いので「補する」方法が自然に出てきたのかなと思います。

 

 

ピンポイントで点穴を施すと身体全体の質感が変わったり、それだけで身体のバランスが大きく変わることも多いので色々研究しています。

 

 

今はどちらかというと圧倒的に活力が足りていない場合が多いですから、補う施術方法というのはもっと需要が出てくるでしょう。

 

 

補ってからの方が身体の反応が圧倒的にいいので、術者の労力が減ることになると感じます。

 

 

ボディデザインラボ takeji

 

 

無料企画第2弾

前回の無料企画をやってからメルマガ登録者が増えました。

 

今回の企画はメルマガ登録者限定です。

 

メルマガ登録100名突破記念第二弾は、

 

無料住居or職場診断(どちらか)

 

やります。

 

うちの利用者は散々聞いていると思いますが、特に住居が不安定だとどんなにいい施術を受けたとしても住居で過ごしている間や寝ている間に身体の状態が不安定になります。

 

そういった住居を選んでしまうということもあるので、施術を受けて帰宅すると引っ越したくなるという利用者もたまにいます(実際すぐに引っ越した方もいます)。

 

これは、臭い部屋に普段いると気にならないですが、一度外出して帰宅すると匂いがよくわかるということに似ていて、施術を受けて身体が安定することで普段は気にならない住居の不調和に身体が反応するということです。

 

よくない住居の生体反応としては、

 

寝ても寝たりない(場のエネルギーが悪いためいくら寝ても回復しない)

家にいると外出する気が無くなる(活力を奪われる)

家にいると常にだるい(場が悪いから)

寝起きが良くない。

 

などが主にあります。

 

家族が次々不調、病気になったり良くないことが続くというのはよっぽど悪い住居です。

 

場の問題は基本的に、

 

循環、家具、土地や地場、近所、地下水や地下断層

 

などでチェックします。

 

掃除したり家具を移動するだけで良くなる場合もありますが、それでも解決されない場合は図形や札、水晶などで調整します。

 

日本は地震大国なので、安定した所以外変動があります。

 

昔からある神社が地震の時に影響を受けないのは、そうした場所をしっかり選んで設置されているためです。

 

そのため、3、4ヶ月に一度はチェックをお勧めします。

 

特に今年は地震が多いので、変動が激しいでしょう。

 

希望する方は施術の時に手書きで間取りを書いて持ってくるか、メールで送ってください。

 

間取りは方角は特にいいので、大きい家具屋窓を書いて下さい。

 

ボディデザインラボ takeji

around the world

久しぶりにHPのアクセス数などを見たんですが色んな国からアクセスがあるんですね。エジプト、アイルランド、チリ、ロシアなどはちょっと見当がつかないです。

 

 

HPは特にseo対策していないんですが、意外に色んな方が見ているんだなと思いました。

 

 

施術無料の案内を出した日のアクセス数が普段の数10倍以上になっていました(笑)

 

 

一枠30分で12人程施術しましたが、30分枠でも充分に施術でき、お金のやりとりがないせいか疲れなかったですね。色んな方が来て面白かったです。

 

 

お金が媒介しないことでより大きい力を介在させようというのが目的の一つでもあったんですが、どうもそれはやはりあるようで、他にお金が入ってくる当てがあれば将来的に施術は無料でもいいなと思いますね。

 

 

宗教的にお布施とか、お酒を頂くとか、、最近酒はあまり飲めなくなってしまったので米とか味噌とか。

 

 

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坂本龍馬と謎の北極星信仰

https://www.amazon.co.jp/坂本龍馬と謎の北極星信仰-平野-貞夫/dp/4093897301/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1540517534&sr=8-1&keywords=坂本龍馬と謎の北極星

 

(本書は前尾繁三郎の秘書を務め、小沢一郎の懐刀と呼ばれた平野貞夫が著者。氏のロッキード事件本は、氏がロッキード事件時国会や国会議員に動きを深く把握していた上に鋭い洞察が加わり、ありありと状況が浮かんでくるくらいリアルな感触のある本だった。田中角栄はアメリカを出し抜き中国国交正常化をした為にキッシンジャーに工作されたという話。)

 

 

催眠療法、武術活法、気合術、、最近臨床の世界に入る時興味があったり修得したものを洗い直しています。

 

 

より身体の仕組みに迫っている方法があればいつでもゼロから施術方法を再構築する準備はありますが、施術に必要な地の力の部分に常にこだわっていて、それさえあればどんな方法でもやっていけると思っています。

 

 

ぼくが臨床の世界に入ったばかりの頃に世話になった技術に、千葉氏に由来する武術活法がありますが、修得したものは当時働いていたストレッチの店にいながら使いやすいものでした。当時はほとんど物理的な調整中心でしたが、大腰筋や梨状筋、腹斜筋といったストレッチでは効果的に対処できない組織も活法で効率よく調整することができました。

 

千葉氏の活法には瞬間催眠や気合術などの法術が含まれていて、今は改めてそれらに興味があります。

 

この房州千葉氏の活法、「北辰流」ですが源頼朝が鎌倉幕府を立てる時尽力した千葉常胤によって始まります。

 

常胤の息子日胤は天台宗総本山三井寺で修行した祈祷師で、彼が法術法力を北辰流に持ち込んだとされます。

 

刀を抜いた瞬間相手が切られたと思い込む「絶妙剣」は、坂本龍馬の免許皆伝書に記載があるようですが、龍馬は千葉周作が建てた玄武館で表の「北辰一刀流」を学びながら、裏の法術を含めた「北辰流」全体の免許皆伝を受けていたということです。

 

「坂本龍馬は剣術ではなく薙刀の免許皆伝だ」

 

という話がありますが、それは坂本龍馬の免許皆伝書に「長刀」という記載があり、これを薙刀と勘違いした人たちの誤解によるもののようです。

 

皆伝書には「長刀」「絶妙剣」の記載があり、龍馬が北辰流の免許皆伝という「普通ではない」免許皆伝書を何故もらうことができたかということ、これはミステリアスですよね。

 

それは千葉定吉道場の娘、千葉佐那と実質夫婦の関係にあったことにあります。

 

千葉佐那は10代で免許皆伝の腕前で、剣術指南に江戸の伊達氏の屋敷に通っていた際、伊達の殿様も「一番美しい」と評した美貌だったとのこと。龍馬は佐那と婚約し、千葉一族となることで千葉一族だけに継承される法術の部分を佐那から伝授されることができた。

 

実は千葉氏は平将門〜桓武天皇の系譜にある武士集団で、全国に千葉氏ネットワークがあり、常に権力者の裏方として働いてきた一族。千葉道場は北辰一刀流の道場という表の顔を持ちながら、千葉氏が目にかけた腕利きを諜報部員としてリクルートし、情報の集まるサロンという側面があった。

 

各藩から剣術指南の委託も受けていたので全国から藩士が集まり、剣術指南として江戸城も自由に出入りし、幕臣にも顔が効く千葉佐那がいて、、龍馬が土佐から上京して入り込んだのはそんな所で、龍馬が全国歩き回ったり手紙を送ったり(当時一通飛脚に頼むと10万円ほど)、そんな資金がどこから出ていたかというと千葉氏がスポンサーになっていたということらしく、千葉佐那と龍馬が婚約するに至ったのも、龍馬の意欲、行動力を買った千葉一族からの働きかけがあったという。

 

 

千葉氏と龍馬を繋いでいたのは剣術だけではなく実は「妙見信仰」。

 

 

「北辰」とは北極星のことで、千葉氏は北極星を神格化した「妙見菩薩」を信仰対象にしている。

 

北極星を信仰対象としたのは、方位が重要性を持つ騎馬民族まで遡ることができるので、中国大陸由来の妙見信仰はヒッタイトまで遡ることが可能かもしれない。

 

「妙見」には、物事を見通す、実相を捉える、将来を見通すなどという意味がある。予知能力があったとされる日蓮も妙見菩薩を信仰していた。日蓮は天台宗から出たが、天台宗は護国のためにあらゆる法術を体系に含んでいる。

 

日本では縄文時代は移動が常だったので、星に対する信仰が主だったとされ、農耕や稲作中心になると太陽の重要性が上がるために太陽崇拝が主流になったとされる。

 

 

日本で初めて妙見信仰について理論的にまとめたのは弘法大師とのこと。

 

 

千葉氏の先祖将門公は関東を束ねて新皇と名乗った時、人から「あなたはなぜそんなに武術にたけているのか」と聞かれて、「北斗七星から武術の法を授かったからだ」と答えているという。既に将門公の時代、妙見信仰に秘術的なものがあったといえる。

 

 

千葉氏は全国に散らばり多くの寺社を保護しています。増上寺を建てたのも千葉氏だとか。

 

 

土佐も妙見信仰が盛んな所で、岩崎弥太郎は「星神社」のある妙見山で出世祈願をしていたとか。岡山だけで妙見山と名のつく山は11箇所あるとか。勝海舟は生まれが新潟で、曽祖父が盲人で妙見菩薩を信仰していて、盲人に許された高利貸しで財をなして上京し、その後も勝海舟の家は妙見菩薩を大事にし続けた。明治維新で重要な役割を果たした人たちが妙見信仰と関わっていたということがわかっている。

 

 

全国にネットワークを築いた千葉氏、「人たらし」と言われた龍馬は、妙見の法術で人の心理を捉えて入り込み、巧みな情報収集で日本を裏から支え、動かしてきた。

 

 

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前人未到の探求者

https://www.amazon.co.jp/深淵の色は-佐川幸義伝-津本-陽/dp/4408537314/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1540476511&sr=8-1&keywords=深淵の色は

 

武術家というか、究極の探求者佐川幸義についての本。佐川幸義は大東流合気術の武術家というよりは合気の探求者で、人間の持ちうる可能性を極限まで探求していたというような人。

 

木村達雄や高橋賢の本、特に透明な力はかなり繰り返して読んだけどもこの本は新情報が沢山だった。

 

津本陽氏は孤塁の名人という佐川幸義についての本を既に書いている。本書は佐川幸義についての集大成とも言える内容。

 

まずは佐川幸義と活法の関係。武術に関係のあることは何でも研究していた佐川幸義は当然活法についても研究していたようで、活法についての心得なども書いているとのこと。

 

門下生には治療師がたくさんいて、佐川幸義が絶賛していた治療師の門下生が一人いた。

 

その門下生は佐川幸喜の膝の痛みを肘の調整でとり驚かれ、それから施術するようになったらしい。手技治療と書いているが、読んだ感じだと力を浸透させて調整したり身体の連動を利用した手技のよう。その門下生は癌や白血病をバンバン治していて、癌の先生と有名だったという。

 

本人も癌で死んだようですが、、

 

また、ある門下生が野口晴哉の元で整体法を習っていて、佐川幸喜を施術していたら「その方法は私も知っているよ」と言われ、あらゆる治療法を研究していた佐川幸義が野口晴哉の所へ行ったことがあるというのはむしろ自然だということが書いていて興奮した。

 

野口晴哉が大勢を集めて、新参者に気を入れた後に台に立って手を上下すると新参者から前の方に次々人が倒れる、というデモをやったことがあるようで、佐川幸義が似たようなことをやったということがあるのと、「技を見たらすぐできてしまう人がいるんだよ」という言葉が野口晴哉を指していたんではないかという話がありました。

 

佐川幸義は『透明な力』が出るまでは不出世の達人としてほとんど知られない武術家出、野口晴哉は表に出て活動していた治療家としては間違いなく最高峰だった。

 

本書では佐川幸義が易の研究をしていたことも指摘している。本の中では易者が色々易を立てていて、そんなことまで易でわかるのかというものばかり。

 

長年やっていると、易を媒介として色んなことがわかるんでしょうね。

 

「合気会得のヒントは片手合気挙げ」とのこと。

 

色んな本に出てくる話で、佐川幸義の腕を掴むと、幾ら握って圧を掛けていっても抵抗感がなかったという。合気上げは一切抵抗感がなくぶつかる感触がなかったということで、完全に筋力以外の力を使っていたことがわかる。

 

 

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原体験

臨床を仕事にすることになった人たちにはそれぞれ原体験というものがあると思います。

 

家族にマッサージしたら喜んでもらえたとか、肩を揉んだら気持ちいいと言ってもらえたとか。

 

ぼくは臨床を仕事にすると決めてから、初め簡単ないわゆるヒーリングの方法を修得したんですが、用事があって実家に戻った時、親戚のおじさんが肩が痛くシャンプーもできないということだったのでヒーリングを数十分やりました。

 

そうすると数十分で肩が正常な可動域まで動きようになり、手術しなくて良くなったと言って喜んでいました。

 

また、近所のおばあさんが膝を曲げれず悩んでいたんですが、これも数十分施すことで目に見えて膝を曲げられるようになり、かなり喜んでもらえました。

 

これによって、臨床を仕事にしていくことの自信を大きく持つことができ、いいスタートを切れたと思います。

 

今はこのヒーリング方法は使いませんが、当時肩が上がらない方などによく使っていました。

 

 

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幽体離脱してテレポテーションする

その大きな公園には5つの大きい木があり、それぞれの中はダンジョンのようになっています。

 

そのうちの一つは神木に繋がるパスコードが眠っていて、ぼくは既に神木に到り、飛躍的に能力を開花させた人からどの木にパスコードが眠っているかを偶然聞き出し、パスコードを入手し、神木に到ります。

 

神木に到ったぼくは忘れていた力を全て思い出し、好きな時にアストラルプロジェクション(幽体を肉体から分離させる)ことをして知り合いに会いにいきます。

 

幽体だけが分離した時の感覚は、例えば壁を抜ける時はそこに何かがあるなという程度で抵抗力を感じますが、肉体ほど自分のからだをスムーズにコントロールできるわけではありません。

 

幽体の状態で会いにいったらわかるだろうかという人何人かに会いに行ってみました。

 

夜でしたが、そのうち何人かは

「あったかい風が吹いている」

「何か部屋にいる、霊かな?」

「何か気配がする」

と反応していました。

 

幽体はふわふわして操作しづらいところがあるので、分離した幽体を肉体化させようと思い肉体化させました。

 

肉体化したいと強い意志を発したら周りを厚い風にコーティングされるようにして、幽体から肉体に形をとり始めました。

 

肉体をとったぼくは、機能は幽体なので好きな所に意図的に移動することができます。

 

テレポテーションする人たちはこうやってするのかと強く感じました。

 

試しに最近会っていない知り合いの所にテレポテーションしたら、ぼくが急に目の前に現れたのでひどく驚いていました。今は手品師をやっているのかと言われました(笑)

 

誰かを念じてテレポテーションする場合は、ちょっと現れる距離を考えてやらなければないですね。

 

 

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