麻痺や神経障害のあまり知られていないこと

片麻痺であれば脳卒中による損傷箇所、脊髄損傷であれば脊髄神経の損傷箇所が再生すれば機能が回復するかというとそうではありません。

壊れたものを直しても元通り動くかというとそうではないことと同じく、壊死した部分を元通りにしても機能が復活しないのと同じことです。

麻痺や神経障害をみる上で重要なポイントは、中枢から末梢への刺激を入力するだけでなく、末梢から中枢へ刺激を入れることです。

このフィードバック機能が元々の神経の機能であり、これがなければ神経伝達は正常にならないのです。

実際に脳の活動部位を検査するサーモグラフィーをみたことがあると思いますが、手足を動かしている状態で特定の箇所が赤くなります。

これは手足を動かすことにより手足から脳に刺激が入るということに他なりません。

だからよく手を使うとボケにくいと言われます。

だからといって麻痺や神経障害の方が無闇に手足を動かしても効果はなく、入れる刺激によるのは当たり前です。

office法玄で入力する刺激は、直接神経に伝わる刺激入力により脳への回路を活発にします。