究極のものはシンプル

あらゆることに該当すると思いますが、例えば私立大学の問題になると教科書でやらないようなマニアックな問題が出たりします。でも、基本的な問題ができていれば点数としては及第点がもらえます。

 

木を見て森を見ず、逆に森を見て木を見ずもありますが、施術でも、誰も問題にしないような細かい解剖学や生理学にのめり込んでいくと、ある一定以上で頭打ちになります。

 

頭打ちになりはじめた時に上手く転換したり飛躍できればいいですが、そのままのめり込んでいくと必要以上に自分を消耗するやり方になったり、施術自体効果が上手く出なくなったりします。

 

調子がいつもと違う時に限って、普段来ないようなタイプの方が新規できます。そして、いつもやっている方法が上手く反応しなかったりして、いつもと違うやり方を思いついたりします。

 

そんな時に大体思うのが、小さい所にこだわっていたかなということです。

 

ある方法で成果が上がっていると、その方法で大体いけると思うんですが、そのうちその方法が通じないケースが出てきます。

 

ぼくの場合は、そうやって色んなやり方を使ってきたというのもありますが、それでもやっていて、これは何か違うなというケースもあります。

 

基本的に、原因を見極めて何らかの刺激を加えるということをしますが、何か違うなという時は、施術以前の問題が絡んでいることもあります。

 

寝ていない、冷たいものばかり飲んでいる、食べているものが悪すぎるなど。

 

いくら施術のやり方を工夫しても、こればかりは施術の範囲外になりますね。

 

エネルギー、波動を超えて

「エネルギー」「波動」といった単語を施術で使う場合、まだまだ神秘的な響きがあり、人によっては怪しいと思うでしょう。

 

それに、施術の世界でそういった単語を使う人は意外に多いので、もっと独創的な響きを持つ単語はないかなとずっと考えています。

 

そういった中で、ピンと来るものがあったのが「カナカムナ」で、カタカムナとは直接関係のないkan.氏の本を数年前読んで、その副題にあった「潜象界」という単語にずっと何となく気になっていました。

 

エネルギー、波動を操作せず潜象界から変化させると言うことを試行錯誤していましたが、潜象界と言うのは誤解を恐れずに言うと、「現象を生じさせ、背後で潜在的に働き続ける世界」と言うような意味だと思っています。

 

 

西洋哲学の文脈で言われるイデア界よりも、背後で働き続けるというニュアンスが強いと思います。

 

 

この潜象界と言う単語は、カタカムナを発見した物理学者楢崎皐月氏の造語です。

 

 

例えば、「今」という言葉は使われる場面によってはイベントとしての時間だったり、意識にのぼった幅を持った時間だったりしますが、「今」という言葉で点的な瞬間的時間を対象として指し示そうとしても、瞬間的時間を捉えることができません。

 

また、マッチを擦って着火する瞬間の、マッチを擦るエネルギーが炎としてエネルギーの変換するその瞬間的場面を捉えるということは、まだ科学でもできていなかったと思います。

 

 

また、花が開花する際、拡がっていく力に対して必ず抵抗する力、縮んでいく際にそれに抗う力が働いていますが、それを計測することはできていません。

 

 

これらは、現象が現れ出る以前の段階として、科学では対象化されていない領域です。

 

 

こういった事象を考える時、想定せざるを得ないのが潜象界だということです。

 

 

今日は鍼灸師の高橋先生に教えて頂き、カタカムナの講習会に行ってきました。

 

 

何冊か出ているカタカムナの本を読んで、この解釈は本当かな?というのが結構あったんですが、カタカムナは神秘主義ではないし言霊ではない!という、相似象から継承された考えを全面に出されていて、カタカムナとは何をするものなのかということが具体的に腑に落ちてよかったです。

 

 

相似象を読んでいく手引きになりそうです。

 

 

ここ最近は、施術に使うというよりは、純粋に紀記以前の日本とはどんなものか、縄文以前の古代人の直感力はどういったものかという関心から気になっているカタカムナですが、波動やエネルギーといった単語を使わずにやれるきっかけが何かあればいいなと思っています。

 

某○○線のような、、、

 

 

自由が丘 整体

感情というものの威力

ネガティヴな強い感情がある場合、それを解放しなければ肉体を30分40分調整した労力が水泡に帰すことがあります。

 

これは感情だけでなく、身体に強い制限を作る要因がある場合、それを取り除かなければ一瞬ではないにしても、家に帰ったら施術前の状態に元通りということがあります。

 

 

強い怒り、後悔、嫉妬などは、その人を取り巻く現状を変えることと一緒に取り除く必要があったりします。

 

そういった場合は、感情を取り除いてもまたすぐ感情が供給されて来るので、施術の労力が無駄になります。

 

そこまでやろうとする術者はそもそも少ないと思いますが(無意識にやっている人はいるかもしれません)、そこまでやらなければ身体が変化しないという方はいますし、そこまで誘導することができたら本当に身体が変化すると多います。

 

 

そんなことを考えると、一生懸命骨格や内臓を調整して時代が無駄に思えたりしますが、そういった過程を踏まなければ逆にそもそも気付かないことかもしれません。

 

 

自由が丘 整体

冷たいものの怖さ

最近暑くなって来ましたが、冷たいものの取りすぎに注意です。

 

冷たいものも取りすぎで腸が過敏になる方や、冷たいものに弱い腎臓に由来した腰痛や股関節痛で来る方が増えます。

 

隔週で来る方で、朝起きると腰が固まっているというしつこい腰痛の方がいましたが、毎日風呂上がりに食べるアイスクリームが原因でした。

 

別の方で同じような症状の方は、冷えに弱い体質にも関わらず毎晩氷のたっぷり入ったウイスキーや焼酎が原因でした。

 

お二人ともその習慣を止めてもらうことにしたら腰痛は自然になくなりました。

 

神経が過敏になりすぎた状態は、まず神経がしっかり反応するまでに時間がかかったり、施術の効きが悪かったりするので、施術が無駄になったりします。

 

冷えが万病の元と信じる中国では、夏でも冷たいものをとることをしません。

 

自由が丘 整体

象徴を壊せ!

何のことかというと、最近チェックしているもののひとつです。

 

誰かのことをやけに考えてしまう。脈絡なく誰かの顔がはっきり思い浮かぶ。誰かに想念を送られている感じがする。ある人のことを考えると胸がぎゅっとなる、身体中がざわつく、、、

 

こういった方に対して、「シンボル」の影響があるかないかということをチェックしています。

 

誰かがあなたのことを反復的にイメージしたり、あなたが苦手な誰かのことをイメージしたりすることでシンボルが形成され、そのシンボルを介してあなたが誰かに影響を与えやすくなったり、誰かがあなたに影響を与えたりということがあると思っています。

 

想念の影響は反応がなくなったにも関わらず、誰かのことをイメージしてもらった時にからだのざわざわや締め付けられる感じが変わらないという時、シンボルが形成されていないかどうかチェックすると、これが該当したりします。

 

シンボルがよっぽど強い場合、それを解除するのに段階的な手順を踏む必要があるようです。

 

 

生きる衝動

心理的逆転にタッピングで対処する方法がありますが、これは応急処置的な方法で、根本的解決になりません。やはり、心理的逆転を作っている原因を探り、解放する必要があります。

 

心理的逆転自体、健康について以外にみていく必要があり、根本的には生きる衝動、意志自体をチェックする必要があるのではないかとみています。

 

生きる衝動、意志が弱い方には施術が効きづらいですから。

 

生きる意志に従って、活力は方向性を持っていると思います。

 

何だかわからないけど楽しそうにしているとか、沢山食べて精力的に活動している方はやはり施術の反応はいいですね。

 

一度消極的に死ぬ決意をした人間というのは、そこで一度エネルギーを捨てているせいか活力を出しにくいです。

 

エネルギーというのは、その人の意志に沿って動くものだと思っているので。

記憶を探る

ここ1週間ほど、心理的逆転が何から生じているか、その原因を探って解放するということを意識的にやっていました。

 

 

胎児期、出産時、幼年期などが根本的に関わっていることが多いように感じました。

 

 

これらの原因をしっかり解放してからだの状態を確認すると、今まで思うようにいかなかった何人かの方も、からだの状態がガラッと変化し、喜んで帰られていました。

 

それでも劇的に変わらない方もいますが、、、それは、更に精神を解放していく必要があったり、未知の何かだったり、施術以前の問題だったり、、、

 

うちに来る方は、今まであらゆる病院、治療院、ヒーラー、霊能者に当たったが全く効果なく、やっと楽になったという方も割とまぎれているんですが、それは

「術者には全く手に負えない相手は来ない、全く手に負えない相手が来るのは、調子に乗った術者に気付かせるためだ」

というマインドセットが働いているためだと思っています。

 

意外に手こずるのが、そこまでよくも悪くもないという方だったりします。

 

脳の重要性

からだのしつこい不調に関わっている部位としては、身体の総司令部の脳が挙げられます。

 

 

脳幹は、脳神経12対のうち10対がそこから伸びている箇所で、眼や喉、顔面、各内臓へ神経が通っています。

 

 

脳幹に異常があるとこれらの神経の伝達がおかしくなり、眼の神経の反応が悪ければ眼に、喉の神経の反応が悪ければ喉に不調が出ます。

 

 

脳幹が原因で眼や喉、内臓に不調が出ている場合、脳幹の状態を正常にしなければ不調はとれません。

 

 

脳幹は、延髄など今でも下手にメスを入れられない箇所で、腫瘍などできたら終わりだといわれている部位で、手術では下手に手が出せない所とされています。

 

 

自律神経やホルモンの総司令部である間脳、記憶関係の海馬、扁桃体なども精神疾患、アレルギー、疲労感に関わってくる部位で、この辺りはチェツクするようにしています。

 

 

頭蓋全体で問題がある部位を確認した上で、脳脊髄液もチェックします。

 

 

脳を整えるという施術などはまだまだ多くなく、見つけられればラッキーだと思います。

 

 

うちのメンバーはそれぞれ技術を磨いてきて、脳もしっかりみれる水準にあります。

 

視察旅行?

15~19日で、丸3日間程、高雄と台南に視察旅行に行っていました。

 

 

 

 

台湾には、写真のような中医診察所が沢山あり、日本の整骨院や接骨院などのような感じで利用しているようです。

 

 

中国に一年程いた時、中国の療法も色々探してみたんですが、目ぼしいものは見つかりませんでした。文革の時にいいものは無くなってしまったか、海外に避難したんですね。

 

 

ぼくは最終日に診察してもらう予定でしたが、入った診察所がダイエット専門とのことで、やめました。

 

 

台南は台北より人が穏やかでゆったりしている印象でした。

 

 

我々がバスで日本語を話しているのを聞いたのか、運転手さんが急に日本語で停車駅を言い始めたり(降りる時感謝しつつ少し話しました)、タクシードライバー日本演歌を熱唱したり(♪泣きなさ~い、笑いなさ~い)、新日な感じも強かったです。

 

 

ただ、台南は歩行者の歩くスペースが狭かったですね。

 

 

台湾から帰国してからは毎日8人の施術が続きました。

 

ぼくは普段1日5,6人が丁度いいんですが、海外から帰って10日くらいは予定がタイトになります。

 

中々大変な新規の方も数人いましたが、、

 

紹介だけでやっているからということもありますが、顧客層が全体的に安定しているので、全てのご縁に感謝ですね!

頭蓋仙骨療法?

「自由が丘 オステオパシー」で引っかかるように、もっとオステオパシーの話をしようと思います!

 

オステオパシーの傍流というか、オステオパシーと同一視されるものに、頭蓋仙骨療法(CST)というものがあります。

 

アプレジャーという人が創ったものですが、素人でもできるようにした10ステップというものがあり、リラクゼーションにも取り入れているところもあるようです。

 

ソフトなテクニックで、非侵襲的なものですが、頭蓋の制限によっては直接強い圧を使った方がいいこともあります。

 

また、主にこれは頭蓋と骨盤に調整を加えるものですが、四肢や内臓にもっと強い制限があった場合、それを解放しなければ、何度も延々と頭蓋と骨盤だけ調整を加えても体の不調は戻ってしまいます。

 

頭蓋から全身解放できるならいいと思いますが。

 

そういった意味でも、頭蓋仙骨療法だけ使うということはあまり効果的ではないと言えます。

 

何年も前のテクニックですしね!

 

現代人の体は日々変化し続けていますから、やり方もそれに変えて変わっていかなければない部分があると思っています。変わらない部分も重要ですが。不易流行ですね。

 

ネット上には、CSTをちょっと変えたようなテクニックが沢山あります。

 

ぼくは頭蓋の技術は、この先生しかいないという先生について修得してきました。

 

それでわかったのは、CSTだけではほとんど頭蓋由来の不調に太刀打ちできないということでした。

 

頭蓋仙骨療法をやっていると出せば、頭蓋療法としてはポピュラーなので、頭蓋仙骨療法を探している方には引っかかり安くなると思いますが。

 

オステオパシーとか、やり方にもこだわらないので、オステオパシーをやっていると言わないのもあります。

 

なので、「自由が丘 オステオパシー」というのもドンピシャじゃないんですが、そういっていたら指標がなくなりますからね。。