究極のものはシンプル

あらゆることに該当すると思いますが、例えば私立大学の問題になると教科書でやらないようなマニアックな問題が出たりします。でも、基本的な問題ができていれば点数としては及第点がもらえます。

 

木を見て森を見ず、逆に森を見て木を見ずもありますが、施術でも、誰も問題にしないような細かい解剖学や生理学にのめり込んでいくと、ある一定以上で頭打ちになります。

 

頭打ちになりはじめた時に上手く転換したり飛躍できればいいですが、そのままのめり込んでいくと必要以上に自分を消耗するやり方になったり、施術自体効果が上手く出なくなったりします。

 

調子がいつもと違う時に限って、普段来ないようなタイプの方が新規できます。そして、いつもやっている方法が上手く反応しなかったりして、いつもと違うやり方を思いついたりします。

 

そんな時に大体思うのが、小さい所にこだわっていたかなということです。

 

ある方法で成果が上がっていると、その方法で大体いけると思うんですが、そのうちその方法が通じないケースが出てきます。

 

ぼくの場合は、そうやって色んなやり方を使ってきたというのもありますが、それでもやっていて、これは何か違うなというケースもあります。

 

基本的に、原因を見極めて何らかの刺激を加えるということをしますが、何か違うなという時は、施術以前の問題が絡んでいることもあります。

 

寝ていない、冷たいものばかり飲んでいる、食べているものが悪すぎるなど。

 

いくら施術のやり方を工夫しても、こればかりは施術の範囲外になりますね。