肉の生食は中々怖いものがあります。
ぼくは、数年前にギランバレー症候群になった先生を施術しに病院に通ったりしましたが(最初眼しか動きませんでしたが、ご自身で頑張り奇跡的に3ヶ月で立ち上がれるようになり、医者や看護婦から奇跡だと言われていました)、ギランバレー症候群は主に鳥の生肉を食べることで体内に入る「カンピロバクター」という細菌が神経の軸索や髄鞘に侵入することで罹患します。
生肉は、「新鮮だから」最近がいないというわけではなく、ほとんどの生肉に細菌が存在します。
特に、身体が弱っている方、高齢者に生食は恐いです。
ぼくも、身体の疲れている時は刺身などは選択に上りません。
ぼくが過去に3、4回みた方で、全身転移した癌が落ち着いて来た頃、旅行先で生サーモンを食べて一気に体調を崩し、そのまま数ヶ月でお亡くなりになった方がいました。
牛に由来する腸管出血性大腸菌は、牛の3割ほどが保有し、数個でも口にすると食中毒が発症する可能性があるというものです。
腸に達し増殖し、腹痛や血便、ひどいと脳症や尿毒症になり、人工透析が必要になる場合もあるというものです。
焼肉屋は「新鮮だから」というかもしれませんが、新鮮かどうかはあまり関係なありません。
生食による被害は、死者が出ると報道されますが、正確な被害者数は把握されてないようです。
去年の肉フェスでも「新鮮な」生の鶏肉で食中毒が多数出たようですが、その中にはもしかしたらギランバレー症候群になった方もいたかもしれません。