花粉症?

今年花粉症になった、今年の花粉症はひどいという人が結構来るんですが、中には病院で花粉のアレルギー数値が出なかったという人もいます。

 

 

ぼくも花粉症は全くないんですが、ここ数年眼がしょぼついたりすることがありました。

 

 

インドに来ると眼が楽で、息も深く吸うことができます(ケララ限定?)

 

 

花粉が物理的に増えたかというと、杉は増えたかもしれませんが、ブタクサやイラクサがここ数年で激増したとは思えません。

 

 

花粉といっても元々自然物ですから、数年で急激に増えるのはおかしいでしょう。

 

 

花粉症の症状と思われるものに花粉以上に関係していそうなものは、大陸から飛んで来る気化した重金属やpm、黄砂など待機中の化学物質が筆頭で、後は腸内環境を悪化させる遺伝子組み換えの小麦粉やコンビニなどの揚げ物です。

 

 

特に、ぼくは体質に合わないものを食べるとフケが出るんですが、コンビニの揚げ物などを食べようものならひどいことになります。

 

 

化学物質や添加物はもちろん、近年のアレルギー増加に根本的に関わっているのは、こういった質の悪い油だと思っています。

 

 

コンビニの揚げ物は、フケ、かゆみ、肌荒れ、腸内環境悪化、炎症、関節痛、頭痛、諸々に関わっているとみています。

 

 

コンビニも揚げ物を日常的に摂っている人がいるなら、腸内環境はかなり悪化しているでしょう。

 

 

ボディデザインラボ takeji

god’s own countryといわれるケララ

今ケララ州のバルカラという所に来ています。

 

 

 

 

目的の一つは、このリゾート地にどのようにしてアーユルヴェーダの治療が根付いているかということのリサーチです。

 

 

アーユルヴェーダはしっかり体質を診断して、その人に合った治療を行うということをします。

 

 

ここでのアーユルヴェーダでは各コース1週間〜1ヶ月と長期のものが多く、ヨガをしたり栄養バランスのいい食事をしたりして宿泊施設でゆったり過ごすaryulvedic&spaという形態がスタンダードです。アーユルヴェーダ医のクリニックが宿泊施設に併設しています。

 

 

 

日本ではこういった形態をあまり見かけませんが、これから需要があるとみています。ヨーロッパでは小説に出てくるせいか(最近だとタブッキの小説に出てきました)、ヨーロッパの人には抵抗ないようです。

 

 

鎌倉、八ヶ岳辺りにあってもおかしくありません。湯治にマッサージ、それに気功が加われば似たようなものかもしれませんが、、湯治の文化があるくらいなので、それをより治療的な方向へ持っていければいいと考えています。

 

 

 

難病の場合は普段の生活スタイルが関係することが多いので、1ヶ月くらい入院?して、食事から軽い運動、集中的な施術を受けることは有効的でしょう。

 

 

癌などは、超慢性疾患ということもでき、急性疾患に有効な西洋医学では今のところ対症療法しか存在していないので、根本的な環境を変えるというのは必要です。

 

 

ケララ州自体、識字率、治安、平均寿命、医療制度、どれをとってもずば抜けて高く、気候も1年を通して穏やかで楽園といわれています。北インドでは険のある面相をしている人が多いんですが、ケララのインド人は柔らかい表情の人が多く、生き生きしています。

 

 

ケララの中でもバルカラはのんびり過ごすような場所で、ゴアのアランボールビーチを更にゆっくりにして、ヒッピー感を薄めたような場所で、今のところ食べ物が全て美味で驚きます。

 

 

バルカラの海は罪穢れを洗い流すと言われているようで、沐浴のように海に入る人も散見されます。強い波だから?

 

 

泊まっている宿の隣の、green pepper というレストランが非常に旨くて、インドカレーではスタンダードなaloo gobiを頼んで食べたら旨過ぎて感動しました。

 

 

インドの汚い、うざい、うるさいみたいなイメージがある方はバルカラにくるとガラッとイメージが変わると思いますよ。

 

 

ボディデザインラボ takeji

創始者の魂 Autobiography of Andrew T. Still

A.T.stillの自伝は色々示唆されるものがありますが、今読んでいて面白かった箇所は、スティルのカークスビルでまだ年を経てない頃から、機械技師や銃工をやっていたロバートハリスという友人がいて、時間の許せる間中一緒だったという位仲が良かったみたいなんですが、stillと信条を同じくしていた点はヒトが「機械の中の機械」で、「他の全て、自然の中に見出されるものはヒトの中にあるもののイミテーションで原則に過ぎない」ということです。

 

「神は人を己に似せて創った」ため、人の中には森羅万象全ての雛形があると考えます。

 

stillは人体を機械とみなしていました。精神もエネルギーも肉体も構成するシステムとしての機械です。

 

ある時stillがハリスに、

「人が与えられた真理を見つめ、それを取り入れるのにひどく時間がかかるのは何故なのか」

と尋ねたらしいです。

 

ハリスの応えは、

「人は理解できないものは自然におそれる。人は生も死も理解できない。そのようなテーマについて考えたり話すのをおそれるから。ただ少数の者だけが、よく知られたやり方の外側を考えることを自身に許す」

 

この言葉は全ての言葉の中でstillに安らぎと、人が真理を拒絶したり受け入れなかったりする時の助けになったとのことです。

 

スティルの治療方法というのは当時としてはかなり異端なもので、医者でありながら当時の医学的知識に満足できなかったstillはあらゆる角度から人体を研究しています。かなり変人扱いされていますし、誤解が多かったようです。

 

書籍や動物では満足できず、骨格の構造に徹底して馴れ親しむまでネイティヴアメリカンの死体を掘っては解剖しということを何度も繰り返します。異端の医者、闇医者の鏡ですね(笑)心の底から尊敬します。人体の構造や生理に精通するだけでなく、アル中を暗示で治したりもしています。

 

“ Indian after Indian was exhumed and dissected, and still I was not satisfied.  A thousand experiments were made with bones, until I became quite familiar with the bony structure.”

抜粋:: Andrew Taylor Still  “Autobiography of Andrew T. Still”  chapter6

 

“My dear friend, I have power on earth and in heaven.  I am acquainted with the living men and angels, male and female, and your mother says for me to snatch you away from these whisky hells!” I put my hand upon his abdomen, punched, snatched, and scratched, and told the old gentleman that, “From this day on whisky will make you sick.  It will make you vomit whenever you smell of it.  If you think I lie, go stick your nose in that saloon, and come back to me.”  In a few minutes he returned, and said that he got the smell of the beer and whisky, and he began to turn sick at the stomach.  He didn’t want to stay any longer for fear he would throw up.  I watched his conduct for a period of seven years, at which time he died, having never tasted whisky from the time I told him I knew all about devils, life, and death, and he always thanked me for rescuing him from drunkenness.”

 

抜粋:: Andrew Taylor Still  “Autobiography of Andrew T. Still” chapter9。

 

ぼくも、不遜かもしれませんが、施術しながらたまに人体実験しながら料金を頂いていると感じることがあります。

 

生きている人体が一番勉強になりますからね。

 

人体はまだまだ発見がありますから、日々実験みたいなものかもしれません。人体実験に投資して頂いていると思うようにします。科学も実験の繰り返しですね。人生自体が実験だとも思います。

 

人体を探求する場合、皆どうしてもマッドサイエンティストのようになると思います。

 

人体は地域によっても、人種、時代、場所といった環境で全く違うものになります。

 

例えば今年は花粉症を発症したという人が多いですが、感じるのは花粉以上に化学物質の反応が甚大です。

 

先日施術しに行った八ヶ岳なんかそうでしたが、ひらけたところに行くと、空気が黄色かったり靄がかかったように白いですから。

 

当然人体には影響があり、中国から日本にかけて特有の症状が出ます。

 

stillのようなパイオニア精神と、革新性、探究心のある医療関係者、物理学者のチーム、はやく編成したいですね。

 

Autobiography of Andrew T. StillはiBooksでダウンロードしたのを読んでいます。本もありますが、分厚いので、、

 

 

ボディデザインラボ takeji

飛行機での閃き

2年前にネパールに行った後に色々閃きがあり、施術の仕方が変わったんですが、今回はインド行きの飛行機の中で早くも変化がありました。

 

 

オステオパシー創始者A.T.スティルのAutobiographyのchapter8,9の喘息や赤痢に関する症例の部分を読んでいて、内容とは一切関係ないと思うんですが、閃いたものがありました。スティルの本からinspirationでしょうか。

 

飛行機の中では意識の自由度が高まり、いつも着想を得ることがあるんですが、今回のものは大きかったです。

 

施術の概念や方法が多分今までのものとは違い、肉体やエネルギーという括りなく、波動という世界観とも無関係のものだと思います。

 

どんなものかというと、「ゼロのポイントにいれる」という方法です。

 

早速色々飛行機の中で試してみたら、素晴らしい即効性で、一瞬で状態が変化します。

 

即効性が凄まじいので、持続性という面ではまだ不明ですが、急性の疾患や強い病変のある方には良さそうです。

 

 

内臓も脳も神経もエネルギーも関係なく解放できます。

 

 

自分にも使えるので、快適な空の旅ができました。

 

 

帰国したら臨床で色々検証してみたいと思います。

 

 

ボディデザインラボ takeji

 

意識を解体せざるを得ない

一昨年の秋にネパールに行った後、ネパールの場に触発されて施術方法が大きく変わりました。そういった意味でもネパールは特別な感覚があります。

 

 

11月に6年ぶりでインドに行ったら、やはりインドは他の国とは全然違うと感じました。普段日本で生活している意識がシャッフル、解体されてインスピレーションがきやすくなります。普段は制限された意識の中で暮らしているんだなと感じます。

 

 

日本、首都圏はミラーニューロンが活発な人には住みづらいと思います。

 

 

早朝から夜遅くまで働く人が多い東京で過ごしていると、周りにいる人たちは基本疲れている人たちなので、そう行った人たちに無意識に同調が起きます。

 

 

だから、海外に出るだけで体が楽になるのを感じます。

 

 

普段の意識を解体し、よりダイナミックなものにするため、日本を出るのです。日本の良さというのも、外に出なければわかりませんから。

 

 

ボディデザインラボ takeji

曖昧なものを曖昧なままにして

上野で人体の展示を見る前にチタンアートの藤川さんという方と話す機会があり、チタンの加工品を2点購入しました。

 

 

チタンは物によると思いますが、身につけるだけで重心がしっかりしたり、背骨が整うものがあります。

 

 

金属アレルギーが出にくいという利点もあります。個人的にチタンは好きな金属です。

 

 

藤川さんは日本では唯一のチタンアート職人で、まだ世間に公表していない藤川さんだけの専売特許があるということでした。

 

 

職人と話すのはやっぱり面白いなと感じました。すごくディティールの説明が面白く、なんでこういう構造になっているのか、どんな利点があるのか。

 

 

構造色も話が面白かったですね。タマムシやモルフォ蝶の構造色から、牛乳や空も構造色だという話。牛乳をこばして、拭き取っても床に色が着かないのは何故か。色ということ、クオリア的な問題。

 

 

購入したチタンの加工品はピンクフロイドのdark side of the moonのジャケットみたいで、スタートレック的なものでした。僕が着けるとちょっと怪しい、、(笑) 事務所に飾ると思います。

 

 

藤川さんは凄いでかい手をしていて、ネイティヴアメリカンっぽい外見です。何故か加工品に関わる方はネイティヴアメリカンのような方、多いと感じます。

 

 

元々加工物の会社をやっていたり、すごく経験が豊富そうでした。28日から5日くらいまで二子玉川の高島屋で展示しているみたいです。時間がある方は是非、中々触発される人もいると思いますよ。

 

 

オーパーツのような、目的性のない不思議な加工物もあり、息子さんの亡くなった方が突然来て仏壇に飾りたいという依頼が来たという話が面白かったです。魂と曖昧性というのは相性がいいのかもしれないと思いました。

 

 

ボディデザインラボ takeji

 

 

人体という最大の神秘

先日は上野に人体の展示を見にいきました。

 

 

仕事柄、常に人体に対する見方は更新する必要があると思い、機会があればこういうものは見るようにしています。

 

 

この仕事を始めてからは空いた時間は解剖学書を見るようにしていて、まとまった時間集中して見ることもあります。

 

 

解剖学も生理学も、みれば見るほど発見があるし、わからないことだらけだなと感じます。

 

 

科学博物館の展示は、去年の「発生学」もよくできた展示で、施術では発生学の理論を使うものがあるので、とても参考になりました。

 

 

こういった展示ですごくいいのは、人体を立体的に見ることができたり、実物を見ることができるということです。

 

 

また、気をつけなければならないポイントは、我々は生きた人体を扱うのであり、死体、動かない人体をそのまま臨床に当てはめるのではないということです。

 

 

例えば仙腸関節は解剖で見ると非常に分厚く、とても動かなそうに見えますが、生きた人体というのは細胞由来のダイナミックな組織の動きがあり、実際の解剖で見るよりも簡単に動いてしまいます。

 

 

頭蓋は解剖で見るともう活力がないものなのでとても動かなそうに見えますが、実際は人によってはバターが溶けるように動きます。

 

 

個人的に、細胞は観察者の意識に呼応してその反応を変えると思っています。

 

 

術者が細胞としっかり対話できれば、細胞が何故傷ついているのか、グレて癌細胞を発生させているのかわかると思いますし、話を聞いてあげるだけで更生してくれる場合もあります。

 

 

というとちょっとスピリチュアルですが(笑)

 

 

ボディデザインラボ takeji

原始的な、あまりに原始的な

今年は30数年ぶりの寒さというのもあるのか、手術痕が固まって他の組織に影響している方が多く、手術痕の施術をよくやりました。

 

 

ぼく自身、左の鎖骨部に骨折の手術をしていて、その影響か左の腕の筋力が右の半分程度で、左の胸部の方に問題が出やすいです。

 

 

そのため、鎖骨部の手術痕に対して調整をかけると大きい変化が感じられます。

 

 

手術の時に神経や血管を傷つけるケースも多いです。

 

 

考えてみれば、問題のある部位を切って、繋げるというのはかなり原始的で乱暴な方法です。

 

 

医療は発展したと言いますが、21世紀になってこんな原始的な方法をとっているわけですから、医療の発展がそのままからだの構造や機能を考慮しているわけではないということがわかります。

 

 

手術する人は、手術後のことはほとんど考慮していません。手術することが仕事ですから。

 

 

手術後に病院に通っても手術痕に対して何か対処するわけではないので、そういった後処理、アフターケアをする所というのはほとんどないのが現状です。

 

 

これからの時代は、西洋医学と東洋医学の統合というよりも、根本的に医療のあり方をからだに則して見直す必要があると思います。

 

 

本当にからだのことを考えて探究心のある医療従事者、研究者が集まれば、直接幹部を切断しないよいうな外科手術の方法はすぐにできると思います。

 

 

数年以内にそういった場所を創らなければなりません。

 

 

ボディデザインラボ takeji

これからの構想

今ある構想は、まず資金がある程度できたら、物理工学、医療の最先端研究者に声をかけて集中してプレゼン、講習をしてもらい、我々のヴィジョンに即していて、能力&技術を統合する形で将来性を提示できる研究者には自由に研究できるチームと予算を編成して、開発を行ってもらうことです。

 

 

新しい何か、革新的なパラダイムに踏み込む時は抵抗が生じるので、根回しする資金も必要になるでしょう。

 

 

能力の進化を無視して技術だけが進んでいると、世界の不調和は益々大きくなる一方だと思います。例えば核エネルギーです。

 

 

外部の不調和、混乱は全て人間の内部から生じるものです。

 

 

人類が持つべき能力と、能力と融和したテクノロジー、地球と宇宙をひっくるめた自然に融和した能力&技術が誕生すれば、人類が本来もっている可能性を自覚して、もっと多様性に開かれた存在になっていくでしょう。

 

 

ボディデザインラボ takeji

コーヒーがぶ飲み禁止

メンバーのシェア会で、フレンチプレスでいれた濃いコーヒーを何杯もがぶ飲みしていたら、その後に夕飯を食べていて呼吸困難になり、一瞬合わないものを食べてアナフィラキシーかと思ったんですが、後で検証すると急性カフェイン中毒でした。

 

夕飯は奥沢のよく行く洋食屋で、マグロが怪しいと思ったんですが、カフェインを過剰摂取したところにアルコールを入れたのがよくなかったかもしれません。

 

あと、頼んだものがほとんどたんぱく質だったので、カフェインの吸収をよくするアルギニンと化学反応が起きて急性カフェイン中毒になったのかもしれません。

 

呼吸困難になり胸がきつくなり、食道の異常緊張(迷走神経の反応だと思います)によって頚椎から上部胸椎までがガチガチになって意識がとびそうでした。

 

 

今思うと、あれはカフェインの影響だったかもしれないということがいくつかあります。

 

寝るときに息がきつくなって起きたりしたことがあるんですが、寝る前に濃いコーヒーを飲んでいました。寝ようとしても交感神経が活発になって入眠が上手くいかないということでしょう。

 

 

ニコチンもカフェインもアルカロイド系の神経毒なので、不安感、頭痛、めまい、吐き気、動悸、しびれなどの原因になります。

 

 

何人か顔が思い浮かんだ方がいたので、しつこい痺れや痛みの場合には、「神経毒」の反応をみて施術しようと思いました。

 

 

ボディデザインラボ takeji