個は世界に反映する

歴史を知ること、現状以外のあらゆる可能性、発想を考慮しておくことが変化についていくために必要なことだと思います。

 

経済の仕組み、政治の仕組み、共同体の仕組みの現状はむしろ特殊なものではないか、もっと効率のいい仕組みがあるのに何故現状のようなものになったか、もっと現状に即していて効率的な仕組みがあるんじゃないかということ、同時に個人のあり方、理想的なモデル、どんな仕組み、共同体のあり方にも左右されないような個人の在り方。

 

 

仕事でもそうだと思いますが、常により効率的で現状に即した方法を考え続けていれば、停滞、退化はないと思います。進歩がなければそれは退化を意味します。

 

 

何より増して重要なのは、個人の葛藤、矛盾などを自覚してその正体を突き詰めておくことだとでしょう。

 

 

葛藤、矛盾、弱さを抱えた個人が大きな仕組み、共同体を作り上げても、それはその個人の葛藤、矛盾、弱さを反映したものにしかならないからです。

 

 

そういった意味で、大きい構想を持つ場合には、真我の探求、自分は何者か(この問いは真我につながります)ということを同時にやっていく必要があると思っています。

 

 

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情報取得

人類の遂行してきた革新というのはほとんどが必要性から来ています。

 

最近読んだ本で、イスラエルは人口が850万人にも関わらず、ナスダックに上場するベンチャー起業がアメリカに次いで多く、これは何故かイスラエル人に聞いたらそれは必要性からだという返答だったとのことです。

 

イスラエルは政治的に周囲の国と緊張状態が強いので、国全体が技術や効率性、問題解決について確信していこうという意識が強いのでしょう。

 

日本はメディアが情報についてかなりフィルターが厚いのもあり、大きい問題が起こっていても大半が問題に気付いていないという事態があります。

 

それもあり、個々人で持っている情報にムラがあり、共通した問題意識を持ちづらいということがあります。

 

テレビからの情報しか持っていない人もいれば、ほとんど陰謀論に偏っている情報しかない人もいるので、メディアの「スポンサー制」がもたらした功罪は大きいです。スポンサーの不利益になるような情報は流さないというのが暗黙の了解ですから。

 

日本がこれから大きく革新の流れに乗っていくには、問題を問題として認識するというところから始める必要があるかもしれません。

 

それには現状では、最低限積極的に良質な情報を掴んでいくということが必要です。

 

あるいは、そういった土壌だから必要性にとらわれないものが沢山発生した、ということも言えるかもしれませんが。

 

 

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新世界

現状のテクノロジーの進化ででてくるのが、例えば認知症の患者に外付けのハードディスクをアタッチメントとして取り付けるとか、携帯電話を突き詰めたような形、通信機を直接内蔵してテレパシーのように通信できるというような、人体と機械が融合していく形です。

 

これは突き詰めると必然的にそうなるのでそれはそれでいいですが、そうなると人体の退化が問題化するので、感覚や身体の連動性などを数値化し、ゲーム感覚のようにそれを競い、それで例えばバーチャルな格闘試合ができるというものが出てくるでしょう。

 

想念の力も脳のニューロンの発電力などで数値化できると思うので、それを鍛えるようなもの、身体の連動性を視覚化してその進化に特化したものなどが出てくると思います。

 

 

そうすると、本当の意味でテクノロジーと身体が結びつき、オリンピック選手に限定されない、素晴らしい素質を持った人たちがオンラインで検索できるようになると思います。

 

 

そういった形で「進化した」人たちから出てくるテクノロジーというのは、本当に生物を進化の方向に向かわせ、自然、地球と融和した新しい何かだと予想しています。

 

 

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次世代型

これから流れとして確実に来るのは非中央集権的なモデルです。

 

自動化が進めば人件費もいらなくなり、首都圏に集中する必要性も少しずつなくなってくるはずなので、地方自治体が国の意向や影響から独立して動けるようになるでしょう。

 

歴史的に見てもそれは日本に合っていると思います。

 

江戸時代の300年間も非中央集権的な時代だったといえます。それぞれの藩が独立した国のようなものでした。元々「八百万の神」の国なので、日本に一神教的な、中央集権的なモデルというのはそもそも合っていないようです。

 

ロランバルトは、ヨーロッパの街の造りが城を中心に据え置き、外に拡がるにつれて非~権力的になり、それに対して日本は城に当たる中央の皇居が隠されていて外縁上が賑わっているという対比をしていました。

 

リーダーであれば、独裁的で、カリスマ性のある指導者よりは、何人かがそれぞれの分野を受け持つような複合頭脳的なリーダーが日本には合っていると思います。

 

日本は元々分散的、多様的なものが合っている文化ですが、ヨーロッパやアメリカが近代化を経て作った概念をそのまま日本の文化、仕組みに適応しようとしました。

 

これはボタンをかけ間違えているようなものなので、ボロが出て土台からガラガラと崩れるものです。

 

つくばならサイエンス、福岡なら起業家というように、これから地方自治体のカラーが濃くなっていくと思います。

 

いろんなワースト1を獲得している青森県が「青森なら医療」となればかなり面白いと思います。

 

現行の医療では検査していない部分を検査、治療できる機器を青森の医療機関に無償で提供、あるいはそれ専門の施設を設けてもいいですが、それによってワースト1を挽回する、、

 

というようなストーリーの方が、ポンと数十億円地方自治体に渡すよりも面白いと思っています。

 

 

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真我のみが実在

https://www.amazon.co.jp/あるがままに-―-ラマナ・マハルシの教え-デーヴィッド・ゴッドマン/dp/4931449778/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1523156519&sr=8-1&keywords=ラマナマハルシ

 

ガンジーもc.g.ユングも賞賛を惜しまなかったラマナマハルシ。ラマナマハルシが10代で家を出てから死ぬまで居続けたアルナーチャラ山は一度行ってみたいと思っています。

 

 

真我のみが実在であり、既に在り、増えることも減ることもない真我に留まり続けること。既に完成されているサマディ(悟り)の方向へ眼を向けること。

 

 

不二一元論を実際に生き続けたラマナマハルシの「真理」はシンプルで難しい。難しいというのは、わかってもできる人はほとんどいないようにみえるから。何かを学習しなければならない、進歩をし続けなければならない、修行し続けなければならない、という方向を取る限りは掴み得ない。真我に留まれば、既に完成された状態に目をやれば、即座に掴まれる。

 

 

インドの聖者といえばそのシッディ(霊的修行で大成される超能力のようなもの)が注目され、代表例は「あるヨギの自叙伝」でしょう。素晴らしい本ですが、かなりシッディに目がいく内容になっています。

 

 

ラマナマハルシは、最高のシッディは真我に留まり続けることだといい、シッディを他者に見せることを良しとしませんでした。

 

 

全ての不条理、分裂を解消したければ自我の動きを止め、真我に留まり続けること。

 

 

どんな状態でも、楽しくても苦しくても、高ぶっていても沈んでいても真我に留まり続けること。

 

 

真我には全てが在り、それは同じように在り続けるといいます。

 

 

生も死も、健康も病も、霊的修行も怠惰も、真我には関係ないこと。

 

 

自分の生業を持ちながら真我を掴み、それに留まり続ける。

 

 

というテーマはいつも心にあります。

 

 

ラマナマハルシの言葉に触れるだけで、自我が揺さぶられるような眩暈、融和した感覚を感じる人もいるでしょう。

 

 

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ある1日

今回のメンバーミーティングからは解剖、生理、病理学の徹底してやっていくことを始めました。

 

どこにどう刺激を加えるか細かくわからなければ施術効果は半減し、特定の疾患にやってはいけないことをやってしまって手遅れになったら終わりですからね。

 

これは技術を伸ばすと同時に必要なことだと思います。

 

 

技術のシェアで、新しく思いついた「ゼロポイント」を共有しました。意識もイメージも介さずに人体が変わるということを話すとみんなハテナマークでしたが、実際やり方を伝えて体感してみると驚いていました。

 

 

意識やイメージはエネルギーを消費するので疲れますが、この方法はみんな疲れないからいいですねと言っていました。

 

 

臨床では、これで変化を感じて驚いてもらった後にしっかり調整を加えます。

 

 

「エネルギー」「波動」「感覚」

 

では物事の実相に迫るにはどうしても役不足で、ここにもパラダイムシフトは必要だと思います。

 

 

不思議だと言われている施術も、今の医療機器が捉えられない部分を対象化でき、数値化できれば何か落とし込むことができると思うんですが、それはキルリアンや波動装置といったようなものともまた別で、より生理的なものの全貌を捉えることができて、炎症の具合や液の循環などもモニターでき、、

 

 

少しずつ始動していきたいと思います。

 

メンバーにはちょっとした情報もシェアしました。ちょっとしたというか、人生変わってしまうかもしれませんが、、

 

 

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エゴイスティックに

人によって基準にしていることは違うと思いますが、ぼくが基準にしていることは楽しいと思うこととやっていて充実することに対してコストを払うということです。

 

努力するとか、向上するという基準はぼくにはあまりないので、楽しめなくなったり充実感を感じないことはやらないようにしています。

 

人生はそんな長くないと思っているので、楽しくないこと、充実感を感じないことにコストをかける時間はないと思っているし、周りで面白そうな人、生き生きして人生を生きている人はみんなそうしているなと感じます。

 

インドの聖者ラマナマハリシは、自分の探求以外はどこにも連れていってくれないといっていますが、楽しいこと、充実感のあることに自分のヒントがあると思います。

 

 

ラマナは真我に留まり続けることが何より充実感を感じたので心の静寂に留まり続けたんでしょう。

 

 

みんな真我に留まり続けたらこの世界は不要になりそうです。だから色んな基準があっていいでしょうね。

 

 

超新星爆発以前、宇宙空間は何万度のプラズマ状態で、その中に全ての元素が含まれ、それが展開していくことで有機物、無機物が生まれたとしたら今の世界は多様性に開かれているということです。

 

 

宇宙を展開する膨張力が低下し、また宇宙が一点に収縮し始めるとしたら自動に多様性から単一性に転じ、他者は自己に近づき、宇宙ゲームは幕を閉じます。

 

 

ひたすらエゴイスティックに楽しめばいいと思います。

 

 

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楽園追放

 

 

今日でこの楽園ともさよならです。

 

 

今朝、泳ぎに行く時に砂浜でゴアから来ているエンジニアと話していて、ゴアに比べてバルカラはどうか聞いたら、バルカラは「much better]と言っていましたが、ぼくはゴアのアランボールビーチとバルカラ、甲乙付け難いですね。

 

 

バルカラはアランボールビーチよりも更にリラックスした気分になるので、徹底してダラダラしたい人にはいいです。今回泊まった宿がどちらも眺めのいい宿だったんですが、アランボールビーチには眺めを楽しむような宿はそんなになかった気がします。

 

 

アランボールビーチには集中的にアーユルヴェーダを受ける施設もないと思うので、そういった目的であればバルカラがいいと思いました。

 

 

アクティヴな意識を残しつつ長期でのんびりしたければアランボールビーチかなと思いました。

 

 

どちらもそんなに変わらないんですが。

 

 

今年の冬は寒すぎたので、本気で来年から2月は丸々どこか暖かい所に避難しようと思っています。雪国出身ですが、寒いのと雪が苦手で、今年は本当に冬眠したかったです。

 

 

これからは2、3箇所拠点を持つという人は増えて行くと思っています。完全なノマドというのは結構労力も必要になりますが、何箇所か拠点があれば楽です。

 

 

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アーユルヴェーダ?

 

バルカラにはこういったアーユルヴェーダ施設が沢山

 

アーユルヴェーダのシオダーラとマッサージを受けたんですが、なぜか90分コースでした。90分は流石に長いですね、60分でも長いです。やはり施術時間は40分以内が丁度いいのを実感しました。長い程身体が消耗するのでよくないと感じました。今後自分が施術する際も、長くても40分は超えないように心がけようと思います。

 

 

施術をしっかり受けるというのはやはりいい経験になりますね、今後定期的にお金を払って何かしらの施術を受けてみようと思います。学生の頃は結構受けていました。

 

 

マッサージを長時間受ける機会というのはほとんどないんですが、ぼくはダメでした、、強い刺激に対して身体が拒否するのを感じます。相性もあると思いますが、身体が強い刺激をあまり欲していないようです。

 

 

刺激を加える際に、受け手の身体が緊張しないようにするのも術者の腕前ですが、ぼくにやってくれた方はそういった感覚はないみたいでした、、手が硬く、力を透過させない手でした。

 

 

マッサージを受けるとしたら、オイルで軽くストロークするようなものがいいですね。そういうオーダーもできたのかもしれませんが、、

 

 

強い刺激で満足する人もいると思いますが、ぼくが今回受けたマッサージのような刺激で満足する身体は相当鈍った身体だと思います。

 

 

理想はやはり、少ない刺激に対して感覚受容体が反応する身体です。そんな理想の身体であっても、日本の環境は日に日に悪くなっているため、生きにくくなってきていますが。

 

 

いずれにせよ、今回受けたようなマッサージをもし2週間〜1ヶ月受けるとしたら身体は逆にこわばることになるでしょう。それよりは何か症状がある場合に2、3日連続なり1週間に2、3日集中して侵襲性のあまりない施術を受けるのをお勧めします。

 

 

基本的にインドではアーユルヴェーダは医療なので、しっかりカウンセリングして、アーユルヴェーダの薬(漢方のようなもの)を処方したり、運動指導を行ったりします。マッサージはほんの一部なのですが、観光地などではインドの他の地域よりリラクゼーションに力を入れているかもしれませんね。

 

 

 

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リズムを読む

この仕事を始めてから徐々にですが、色んなもののリズムを読むということを意識していました。

 

ずっと絶好調という人はいないし、もし周りからそう見えてもその人はその絶好調に見える中で浮き沈みがあり、厄年などは元々は生命力が弱くなる年に気を付けて、その後に飛躍するために力を蓄えておくという発想から来ていると思います。

 

宇宙はハッブルの発見でビッグバン以来膨張し続けていることが確認されましたが、膨張する力が落ちて収縮に向かう重力が勝ると、一点に向かい重力が働いてぺしゃんこになると考えられています。つまり、気の遠くなるような年数の中で宇宙にも周期があり、あらゆるものは膨張と収縮を繰り返しているようです。

 

 

波を見ても、大きい波が来た後はしばらく小さな波が続き、小さな波がしばらく続いた後に大きな波が来ます。

 

 

株価の変動にも、人のバイオリズムの変動にも、天候の変動にも適応できる法則があると考えられ、昔からそれを探し続けている人は一定数います。株価の変動に精通した人がいるからある一定数の人は常に勝てるし、人のバイオリズムを読める人が助言することができます。

 

 

黄金比率やフィボナッチ数は自然の仕組みを読み解くのに使われるポピュラーなものですが、数字に精通している人の中には超能力のように思える先読みをできる人もいるようです。

 

 

地球のリズム、宇宙のリズムは気候や環境の変動に現れ、それは人の心身に作用します。気候や環境が乱れるとほとんどの人はその影響を被るし、本来自然と共にある人間がそういった影響を受けるのは自然なことでしょう。

 

 

今は周囲を見るとどうも乱れやすいタイミングのようですが、そういった時だからこそ動きは出やすいとも言えそうです。

 

 

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