風邪の引き方

ブログに載せようと思った内容をなぜかメルマガで送ってしまったので、ブログにも載せておきます。

 

 

昨日一昨日と休みだったんですが、久しぶりに高熱を出して寝ていました。

たまに調整として高熱を出したいんですが、ここのところしばらくなかったのでそろそろかなと思っていたら出ました。

丁度休みの日と重なっていたのでよかったです。随分スッキリしました。

休みの日をしっかりとらないとからだも熱を出そうとしないのかもしれません。

野口晴哉の風邪の効用という本は何度か紹介したかもしれませんが、この本の趣旨というのは「風邪をしっかり経過すればからだが強くなる」ということです。

しっかり経過するというのは、例えば薬を飲んで熱を下げたり、おでこを冷やしたりしないということです。

考えてみれば高熱があるからといっておでこを冷やすというのは固いから揉む、伸ばすといった、ちょっと乱暴な気がしますね。

熱を下げるには後頭部を40分程温めて発汗する、それによってしっかり熱を経過することができる。

ということが風邪の効用では紹介されています。

薬を不用意に飲むことで免疫の働きが抑制され、風邪が長引くことになります。

咳が続いたり、鼻水がずっと止まらないというのはほとんど不用意に薬を飲むことからきます。

発熱の力というのは凄いものがあり、以前乳がんから肝臓、脾臓、骨髄に癌が転移した方がいて、遠くからわざわざ施術を受けにきたんですが、2回目の施術の後40度の熱が1週間程続いた後に病院で検査をしたら乳がんの大きな腫瘍以外ほとんど消えていたということです。

この方は何十年も熱が出ていなかったとのことでした。

うちに来る方で、何十年も熱が出ていないという方を施術すると高熱が出ることがありますが、熱が引いた後に素晴らしい変化が出ることが多いです。疲労を溜めすぎている方を施術した後も高熱が出ますが、からだが緩んでしっかり休みをとろうとするからです。

逆に定期的にみている方は、風邪を引かなくなったという方が多いんですが、施術によってしっかり発散がされているからですね。

熱が出ないからだというのは大抵なまっていて筋っぽいのですが、割と脳梗塞や癌体質の人に多いです。

うちの父親は何十年も風邪を引かないことが自慢でしたが、癌で亡くなっていて、やはりからだはかなり筋張った体質でした。

 

ボディデザインラボ takeji