生命力、活動力

身体が弱っている時、例えば骨折している時や内臓が弱っている時、動物は自分の身体を守る必要があるから消極的になり、活動を控えます。

 

 

人間も同じで、身体が弱っている時には活動力がなくなり、人を会うのを避けたり重要な決断ができなくなったり受け身になります。この状態ではあまり新しい試みも上手くいきません。

 

 

例えば犬であれば、胃腸が弱ると草を食べてしばらく内臓の調子を整えますが、人間は毎日仕事があったり避けられない付き合いや用事があったりするので、中々自分の身体をリセットする時間がとれなかったりします。

 

 

食事は、たまに1日スープやジュースだけにして内臓を休めるということも必要になりますが、ほとんどの人が普段からよく噛んでいないことが多いので、よく噛むだけでも胃腸の不具合は避けることができます。

 

 

動物を観察すると、犬なんかは相手の眼を見て活力が漲っているかどうか判断しているようです。人間も同じで、生命力が弱っていると眼に出ます。

 

 

肝臓なんかが弱るともろに眼に出るんですが、大きい会社の経営者なんかは眼からも生命力が漲っていて、活動するエネルギーが充分だなぁと感じることが多いですね。

 

 

ぼくの仕事の主な作業は生命力を引き出すということですが、労働環境が悪すぎたり、薬を許容量以上服用している方などは生命力を引き出しづらく感じます。

 

 

自分の役割を自覚して、迷いなく動いている人というのは生命力を引き出しやすく、その力も強いです。