可能性のレーザー療法

『脳はいかにして治癒をもたらすか』より

 

太陽光は皮膚や頭蓋を貫通して血液まで影響を与えています。

 

地球上のあらゆる生物に不可欠な太陽光の重要性は古代エジプト、ギリシャ、インド、仏教国で古来から重要視され、怪我からの治癒、精神的疾患にも用いられてきました。

 

本書で取り上げられている低強度レーザー療法は光の特性を最大限に利用した次世代型の治療と言えるでしょう。

 

低強度レーザーは熱をほとんど放出しないもので、病んだ細胞に光エネルギーを与えて自己治癒を促し変化をもたらすものです。

 

自己治癒ですが、その変化は画期的で驚異的なものです。

 

自身がスキーで肩の腱を損傷し、2年間の拘縮を低強度レーザー療法で治癒した元々外科医のカーン医師は、低強度レーザーの威力に感動して低強度レーザーの研究を始めます。

 

その成果は、

 

骨や筋肉が剥き出しになり膿んだ状態がレーザーにより数週間で自然に閉じた

治療不可能な糖尿病性潰瘍、自動車事故による開いた傷、重度のヘルペス感染症、帯状疱疹、ひどい火傷、疥癬、重い湿疹、動脈硬化や凍傷で壊疽した手足の再生、膝裏の腱やアキレス腱の断絶、リウマチの変形、摩耗した椎間板、軟骨の再生

 

など全て低強度レーザー治療による成果です。

 

そして低強度レーザーはこれらと同じように脳の損傷にも驚異的な成果をあげています。

 

全く副作用がなく、完全に非侵襲的なのも素晴らしいところです。

 

低強度レーザー療法では適切な周波数、波形、エネルギー量を調整することで絶大な効果が得られるため、受ける側の個体差や状態によって設定を変える必要があります。

 

その導入には何千万円とかかるでしょうが、資金ができたらカーン医師のクリニックを視察して低強度レーザー療法は導入したいと思っています。

 

ボディデザインラボ takeji