ウイルス開発

医療機器の業務の方に出資の目処もたちました。

 

 

開発の業務は夏以降になると思いますが、始まったら造りたいものが色々あります。

 

 

ここのところよく考えるのが、いいウイルスです。

 

以前紹介した『合成生物の衝撃』にもその発想は見られますが、例えば感染したら全身の細胞が最適化されるとか、細胞のコピーミスが修正されるとかいうものです。

 

これは専門家と最近話したんですが、充分可能という話で、ただ市場が問題ですね。ウイルスに感染したら癌やエイズが治るとなったらみんな積極的に感染すると思います。

 

クスリなんかは基本的に毒ですからね、それに比べると身体の半分がウイルスのようなもので構成されているヒトにとっては、ウイルスの方がずっと親和性があるし、病原体としてのウイルスというのはウイルスのごく一部です。

 

高校の生物の授業の先生が催眠術の使い手で、生物の授業だけは寝ていた記憶しかないんですが(確か一度赤点とった)、空き時間は最近よく分子生物学やウイルスの本を読みます。

 

細胞遺伝子研究者と話すと、いつもミクロの世界を見ているからか、話が非常に面白いです。

 

どっちみち医療機器の開発にも細胞の専門家は必要になるので、私自身ちょっとそっちの知識も入れておく必要があるなと思っています。