フィジカルでもなくスピリチュアルでもなく

個人的には、臨床の仕事に入った時からホールネス(全体性)を目指していました。

 

 

肉体にもスピリチュアルにも、一辺倒に偏ることで問題を見えなくするということはあらゆることにいえるでしょう。

 

 

エネルギー的な問題などが、肉体にどう影響しているかを感じさせることが出来なければ詐欺師と変わりません。

 

 

そして、物質的な世界に存在している限りは肉体が何より優先せられるもので、肉体をないがしろにしている人間がエネルギーを操作したりすることはできないと思っています。

 

 

からだを扱う仕事をしている人の間で「当てられる」「もらう」という状態になりがちな人は、身体的な感覚、操作が不十分なことが多いと感じます。

 

 

おそらく、古代の人たちというのは過酷な環境で生きる上で肉体は強く練り上げられ、危険を感じる身体感覚、皮膚感覚も繊細で、あらゆる物事を波動的に感じる力が強かった筈で、「フィジカル」「スピリチュアル」という以前に「ホールネス」だったと思います。

 

 

身体感覚を磨いていくことで、詐欺まがいのものを買うという危険性は低くなると思うので、最近特に施術ついでにからだで色々感じてもらうようにしています。

 

 

この感覚がなければ逆に、人や世間でいいと言われるもの、マーケティング戦略に乗って物やヴィジョンを選び、身体反応を考慮しない選択をしがちということになるでしょう。

潜在意識に降る

ヒトは外部からの刺激を意識的に遮断する時間が必要です。

 

 

特に情報過多な今の時代は、意識的に情報をシャットアウトする時間がないと、神経系統はオーバーヒートしかねません。

 

 

久しぶりに潜在意識の世界に降ってみました。

 

 

階段を降りてドアを開けた向こうは、ちょっとハイペースで散らかっていて、印象がまとまらない世界でした。

 

 

ちょっとオーバーヒート気味かもしれません。

 

 

一つずつ印象にフォーカスし、それぞれの在り様を追っていくと少しずつ片付いてきました。まだイメージが雑多でまとまらない様子だったので、しばらくの間整理整頓しに来ようと思います。

 

 

潜在意識の家に行くと、前よりも立派になった我が家がありました。門構えもしっかりしているし、玄関は清潔で、米も食料もしっかり蓄えられていて、台所は広めでした。トイレも余裕を感じさせる広さで、家は散らかっている印象もありません。

 

安心して戻ってきました。

 

 

今現在の不調和な部分を見つけ、過去の関連する出来事を遡って幼児期までケアしていくと、今清朝時代の印象に突き抜け、小さな街にいました。この共同体で起こるいきさつに対してケアを行うと、頭蓋から脊柱に沿って滞りがスーッと抜けました。

 

 

戻ってきたら一つ膜が剥がれて、すっきりした上にからだに力が戻っていました。

 

 

潜在意識の世界放置気味でしたねー

 

予防医療の必要性

新規の方は特に多いですが、

 

「こんなところがそんな状態だったんですね」

 

「こんなに自分の身体がおかしいとは思っていなかった」

 

という方はかなり多いです。

 

現代人は楽な生活で、身体に対する微細な感覚を失ってきているので身体についての自覚はかなり弱いと思います。

 

中には、

 

「これって、放っておくと危なかったんじゃないですか?」

 

と自分から言ってくる方もいます。

 

 

多分、現代人の8割は身体の防衛システムが麻痺していると思うので、不調が意識外で進行していても気付いていない人がほとんどです。

 

 

内科的な疾患が進行してから来る方は、調子を取り戻すまで時間がかかります。

 

 

みなさん「病院に行ってもよくなるわけじゃない」と言って来ますが、進行した不調を施術で取り戻すのもある程度集中してやる必要があります。

 

 

1回で楽になるだろうと思って来る方もいますが、長年蓄積してきた不調には時間のかかるものもあります。

 

 

それでも、病院で大金を使う羽目になるところが数万で済むならラッキーですね。

 

 

 

 

五元要素

マルタ島やシチリア島で泳いでいて、ふと「今年は水の属性を入れていかなければ」と思い、時間が空くと海に行くという夏休みの少年状態になっています。

 

 

最近は意識的に休みを入れるようになりました。

 

 

梅雨が上がったというのに最近雨が続くので、久しぶりにプールでも行こうと画策しています。

 

 

ぼくは人間が五元要素でできていると思っていて、海のいいのは水だけでなく太陽(火)も風も砂(土)も摂れるということです。

 

 

自分の中の属性に変動が起き、今までとちょっと違う感覚が出ていると感じます。

 

 

 

軟その法

白隠禅師‐健康法と逸話

直樹公彦

 

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先日、交感神経優位な方ばかり続いた後、自分も交感神経が緊張している感覚があり、ふと「軟その法」をやってみようかと思い、10分程空き時間にやったらだいぶ呼吸が整って落ち着き、からだが整いました。

 

 

「軟その法」は白隠和尚が禅をやりすぎて禅病になり、心身共に変調をきたした時、山で出会った白幽仙人から伝授されたというイメージ法です。

 

 

軟そとはバターのようなもので、この軟そを頭上にイメージし、それが溶けて流れ出て身体を覆って下に流れていき、眼や鼻から入り身体の中も満たしていくというものです。

 

 

 

自律神経や血圧を整えたり、からだの隅々までリラックスを巡らすのにいいでしょう。やり慣れていれば、精神的に不安定になりがちな時に強い武器になるでしょう。

 

 

 

しばらく空き時間にやろうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

大腿四頭筋か大腰筋か

RAIZIN観た方いますか?

 

那須川天心と紀左衛門の試合ですが、紀左衛門が大腿部で動いているのに対し、那須川天心は完全に大腰筋で動けていて、体幹がぶれずに軸がしっかりしていましたね。

 

 

大腿部で動くと、大腰筋で動いている方からするとタイミングが読みやすいと思います。大腿部で動くと、動作の度に「居着き」が生まれるからです。

 

 

大腰筋で動く方はいわば「持続的」な動きの中にあるので、大腿部主体の方からすると読みにくいでしょう。大腿部主体の動作は「断続的」といえます。

 

 

那須川天心の他の試合を観ても、間に入るのが本当に上手く、相手は何でこんな上手くタイミングを掴めるんだろうと感じると思います。

 

 

那須川天心の空手の型はちらっと見ましたが、連動性のある、全身繋がった型でした。小さい頃から上手く型を修練することで大腰筋の使い方をものにしていたのかもしれません。

 

 

大腿部主体で動くか、大腰筋で動くかは体捌きに天と地程の差を作ると思います。無意識に使えている人は稀だと感じます。やはり、武術的な鍛錬が必要になるでしょう。

 

 

 

謎の生命体

超微小知性体ソマチッドの衝撃

上部一馬

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生物学では最小のユニットは細胞だということになっています。

 

 

ソマチッドは、フランスの生物学者ガストン・ネサンがソマトスコープという、3万倍の倍率で生きた対象を観ることができる顕微鏡で発見した生命体とされています。

 

 

不健康になるとソマチッドの形態に異常がみられ、ネガティヴな感情が体内に蓄積されているとケイ素で身を包み防御したり、尿などで体外に避難する。200度以上の熱でも放射線や抗生物質でもダメージを受けず、寿命は数億年だとのこと。

 

 

ソマチッドはどこから来て、ヒトが死んだあとどこに行くかなど謎とされ、何をエネルギーにして動いているかわかっていません。

 

 

また、ソマチッドはDNAの前駆物質であるとされ、遺伝情報を持っているようです。

 

 

白いウサギと黒いウサギのソマチッドを取り出し入れ替えたところ、どちらのウサギの毛も灰色になった実験から判明しました。

 

 

発見者のガストン・ネサンは、ソマチッドが健康体と病人のソマチッドの形態を確認し、ソマチッドの状態を調べることで癌発病18か月前に予測できるようになったということ。

 

 

ソマチッドは病気になる前にバクテリア形態に変化することが確認され、それによりリウマチや癌の発病を予測できたのです。

 

 

ガストン・ネサンは微量元素18種とミネラル塩、アジアに生育するクスノキの樹液を配合した免疫強勢剤「714X」を開発し、癌患者1000人にリンパ注射したところ、半数が3週間で完治し、4分の1に緩和や延命効果がみられ、75%の有効性が認められました。

 

が、ネサンは医師免許を更新していなかったため、薬事法と医師法に問われ、フランス医師会は国外追放という処置を下しました。

 

 

追放先のカナダでもネサンはカナダの医師会と製薬会社に弾圧され、一人患者が亡くなったのをきっかけに殺人罪で起訴されました。

 

 

有能な医師や「714x」で救われた患者の支援で終身刑を免れ自由になったネサンですが、「714x」は「あらゆる処置を施してなすすべないがん患者にのみ使用許可する」という状況で、アメリカでは代替医療薬として認可され、自由診察で使われているとのこと。

 

 

 

ソマチッドは従来の科学的パラダイムでは不思議としかいいようのない物質なので、量子論やスピリチュアルと一緒に取り上げられる機会が増え、それがちょっと怪しいものにしていると思いますが、この本は過去世リーディングやヒーリングに章を割いてどっぷり無批判にスピリチュアルなテイストになっていて、、ヒカルランド仕様ですかね。

 

 

 

スピリチュアル好きには入りやすいのかもしれませんが、他にも数冊ちゃんとした?ソマチッドの本も出ているので、そちらも合わせて読むといいでしょう!

 

 

 

気持ちいい手技は?

最近施術を受けに来ている方はぼくが記憶や感情を解放する専門?と思っている方もいるかもしれません。それだけ記憶や感情の解放やエネルギーの調整をやる割合が増えたと思います。

 

 

全員しっかり肉体構造もみているんですが、記憶や感情の解放の印象が強いと、影に隠れるかもしれませんね、、

 

 

元々ストレッチに関しては4年間、色々な手技をやりながら並行して検証しつくして(腕から頭蓋の筋肉までリリースしたり、腓腹筋から広背筋までリリースしたり、内臓や頭蓋の動きがどう変わるか試したり)、筋肉を調整することはほとんどのケースであまり有効ではないと感じました(その場では有効であっても)。

 

 

骨格を調整する場合、骨格をゆがめている靭帯や、内臓から繋がる膜組織まで解放できなければ、骨格の調整も下手すればその場限りの気晴らしになってしまいます。

 

 

骨格から靭帯や内臓など解放することはよくありますが、筋肉を操作するということはまれに梨状筋などに対して行うくらいです。

 

 

ただ、、

 

 

筋肉を調整されるのはやられた感が強いんですよね。

 

 

自分でもストレッチしたりして気持ちいいですから、ストレッチされるのを気持ちいいと感じる方は多い思います。

 

 

ぼくは施術でストレッチを使っていた時代も、他人にストレッチされるのにはちょっと違和感を感じていたので、今でも人から受けるということはあまりないのですが、先日ちょっと足のうちくるぶしの調子が悪くて、隣の部屋でO手さんにストレッチしてもらったらめちゃ気持ちよかったです!

 

 

ストレッチが気持ちよくなってきたぼくは老化したということ?

 

 

精神疾患と血糖値

これもSEO対策?で読んだ本のまとめをなるべく毎日書いていこうと思います。

「血糖値スパイク」が心の不調を引き起こす 溝口徹
ここのところ、原因がよくわからず(脳波、画像検査で問題ない)クスリの服用で抑えているという頭痛もちをみる機会が増えました。
自律神経に関連する部位に問題をもつ方が圧倒的に多いと感じていましたが、この本を読んで「血糖値スパイク」はなるほど、結構な人に該当しそうだと感じました。改めて施術で内分泌系をしっかりチェックしようと思いました。
血糖値については、随時血糖が200mg/dl以上であれば糖尿病と診断され、糖尿病でなければ問題ないとされています。
血糖値は高いのが問題ではなく、最高値から最低値までの落差が極端な場合に自律神経に負担をかけます。
血糖値スパイクとは食後短時間(30分以内、人によっては数分)で血糖値が240mg/dlといった高い数値に達し、そのご食前の価よりも低い数値に下がるという乱高下がみられる現象です。
健康診断や人間ドックでは、ブドウ糖75gを摂取した後2時間後の数値をみるので、血糖値スパイクかどうか検査することはできません。
血糖値スパイクは、多くの精神疾患、心血管症に絡んでいるようで、実際に糖質接種が増えて食物繊維摂取量が減った90年代後半からうつ病患者が急増したようです。
血糖値が上がると下げようとしてインスリンが分泌され、下がると上げようとしてアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールが分泌され、この量が多い程自律神経に負荷がかかるため、食後数時間内で不安感、ほてり、発汗、眠気、頭痛が起き、睡眠障害のある人は注意です。
「精神疾患の診断と対策に重要な疾患」で挙げられるものに、甲状腺疾患と糖尿病があるようです。個人的には副腎疲労と脳脊髄液の減少も因果関係が強いと思っていますが、これらには相関関係がありそうです。これらは精神科では確認しようがないので、抗うつ剤をとりあえず処方するだけになるでしょう。
統合失調の2割にも血糖値のトラブル(糖化)が関わり、ビタミンB6の低下が関係しているようです。
少食なのに太るという人はインスリン過剰分泌で、一般的には亜鉛を摂ること、運動の負荷を上げていくという対処法でしょうか。
著者は血糖値スパイクの予防策として、食後すぐに15-20分歩くことと、食事の見直しを挙げています。
類人猿がヒトに進化した数百万年で、米など穀物を食べるようになったのはたった1万年以内で、それまでは魚、木の実の脂質、魚、肉のタンパク質、季節の果物少々で、人類はまだ糖質摂取に適応できていないとのことです。果物は体にいいイメージがありますが、現代の果物はかなり品種改良が進んでいるため極端に糖分が高いです。
旧石器時代のエネルギー比率は脂質50%、タンパク質30%、糖質20%で、今の日本人は糖質のエネルギー摂取60%超えだということで、旧石器時代の食生活を理想とするならかなり糖質が多いですね。
著者は高タンパク食を推奨し、加工肉でも魚でも何でも食えと言っていますが、添加物や重金属の問題があるので、動物性タンパク質は青魚や小魚から摂るといいです。
最近の糖質制限の流れで、ケトン体も勧めていますね。絶食するとエネルギー源がブドウ糖からケトン体に切り替わるというやつです。
施術では、内分泌系の問題をチェックし、インスリンやコルチゾール、アドレナリンなどの分泌異常などあるかをみて、該当部位に調整をかけるという対処法になるでしょう。

救うことで救われている

SEO対策で施術→整体にしようと思いました。

整える身体ですから、施術と同じですね。

 

 

同業者と話していて、よく「救える人」「救えない人」という話になることがありますが、術者と属している世界が違い過ぎたり、全く共通するものがなかったり、話がすんなり通じない場合、整体する状態ではないことがあります。

 

 

もしそれでも治癒が起きた場合、どこか違う所に不調和が生じるかもしれません。

 

 

逆に、「救える人」というのは話しているだけでも楽になったり、適当に刺激を加えてもよくなったりします。

 

 

術者に近い領域なので、手が出しやすいのですね。

 

 

属している場に近いかどうかで、整体の効力はもちろん変動します。

 

 

全く違う世界に属する人に対しても、強い治癒をもたらす場合、術者は自分の持っている力を相当削ってやっていることになるでしょう。

 

 

ぼくは、「会う人しかこない」とマインドセットしてやっているので、そうそうずれた人は来ないことになっています。