歯車を噛み合わせること

施術で使うエネルギーを温存できるようになったので、色んな発想が出てくるようになりました。エネルギー配分の管理は本当に重要ですね。

 

今までは施術していて、「他に何かあるよな」という欲求不満が常にあったんですが、これはこれから益々解消されていく予感があります。

 

中医学も割とそうですが、細かい理論に入り込むと複雑になりながら実践的なものから離れていく側面があります。

 

膝の膝蓋靭帯の可動制限による痛みは腎に毒素が溜まり下垂がある影響で、それはそもそも視床下部ホルモンの分泌に原因があって、それは、、

 

こういった根本原因追求も楽しいですが、瞬間的に歯車の狂った部分をガチッと上手く噛み合わせることができればそれでいいんだよなー

 

と常に思っていました。

 

野口整体の野口晴哉は、

 

「心から入っても肉体から入っても一つだ」

 

と言っていて、そもそも精神と肉体を分けるというのがおかしく、ぼくもスピノザの心身平行論の方が妥当性を持っていると思います。

 

精神も肉体も分ける必要がなく、歯車がカチッとはまりさえすれば後は身体が上手くやってくれるということです。

 

しかし、こんな技術が日本にずっと残っていたということが凄いことで、日本で施術を探究することに決めたこともここに繋がっていると感じるし、今までの探究がここに至る道筋だったのかとも感じます。

 

ワクワクしますね!

 

 

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本物は静かに佇む

最近修得した術で頚椎の問題やめまいを瞬間的に消し去るものがあるんですが、これは同じ原理で色々応用が効きます。

 

この原理自体、よく考えればわかる原理なんですが、考えて技術として使う実践者というのは極々少数だと思いました。原理自体は検査で使っているし、知っていたはずなんですが。

 

もしぼくが自力でこの原理を発見して技術として使うとしたら、それまでにどれ位時間がかかっていたかわかりません。ひょんなことから気付いて使っていたかもしれませんが。

 

自分が長い歴史の系譜に入るということが最近の中で一番の発見かもしれません。色んなものが自らの歴史の長さを捏造しようとしますが、本当に長く変移のある歴史には圧倒的な説得力があります。1代で、思い付きで作られたものとは全く物が違います。

 

本質的なものは日常に立脚したものだと感じます。

 

洗練されたものは細分化に向かわず、非常にシンプルなものとして完成されていくことを改めて認識しました。

 

多く手順を踏まなければいけないものや、煩雑なものにはごまかしが入る余地を感じてしまいます。

 

今までにない圧倒的なものに出会ってしまった気がします!

 

 

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瞬間的世界に

日曜日は点穴による施術オンリーデイでした。

 

点穴による施術だけで充分な方も割といましたが、それだけ活力不足の方が多いということですね。点穴は、針でいうと虚している、活力不足に効果的な方法です。冷えが体内に溜まっている方も多く、点穴すると冷えが沢山出てきました。冷えは色んな不調の原因になります。

 

点穴と、最近修得した瞬間調整も入れてみましたが、実質施術時間数分で終わる方が多かったです。

 

一手、一点、一瞬で終わらせるイチの世界に入り込もうと思っています。

 

最近始めたことは今までやっていたこととは全く違うことですが、そこに突破口がありました。

 

 

脊椎の状態が、靭帯が、頭蓋のバランスが、、という世界やエネルギー、波動の世界も面白いですが、結構自己満足の入る余地があるんですよね。もっと瞬間的な世界があると思っていました。

 

 

今までやってきたことを更に追求しても、癌や難病を一瞬でというわけにはいかないでしょう。

 

 

病気だけではなく、症状を瞬間的に消すのはその人の課題が、、という人もいるでしょうが、施術の世界に入ったからには一度どんな重い症状だろうと一瞬で消す境位に至っておく必要があると思っています。

 

 

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日々の稽古

今日は1週間ぶりの稽古でした。

 

1週間ぶりに行ったら余計な力が入っていて、肩の掴みと胸の掴みという型が先生に全くかからず悶絶しました。先生の力はぼくの力に下から浸透して簡単に飛ばされてしまいます。

 

稽古が終わると身体がリセットされて施術の調子も上がるので、週に3回は行きたいところですね。

 

大東流と合気道の違いは、合気道は関節をキメるのですぐに技がかかりますが、大東流は基本的に上げて落とすだけなので技がしっかりかけられるようになるまでは時間がかかります。

 

施術師には大東流がオススメです。

 

身体の仕組みがわかり、身体ができてさえいれば手技は武術の技と同じなので修得は容易になります。

 

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武術忍術呪術法術の集大成

かつて護国のために日本の武士集団を束ねていた系列のリーダー(宗家)から施術方法を伝授してもらってきました。

 

新渡戸稲造もかつてはここに属していたようで、同じ技術を修得していたようです。

 

武術の世界に限らず、臨床の世界でも守破離にこだわる人は多いですが、本来の武術の奥義は守破離関係なく型がそのまま普遍性を持つものだと感じました。この系列で守破離というものがいえるとしたら、長い歴史の中での型の変化を指すかもしれません。

 

守破離を言い出した柳生は比較的最近の流派ですしね。

 

内容は法術活術ですが、ぼくが普段使っている方法とはまた全く違うもので、瞬間的に劇的な変化をもたらす技術でした。戦場においては一瞬で戦闘員を動ける状態にしなければいけないため、時間をかけていられないためです。

 

1000年以上の間に、何人もの武術の天才たちが考察に考察を積み上げて作り上げてきた技術ですから、歴史の厚みを感じました。

 

ぼくは大体習った技術は自分の使いやすいように取り入れるのですが、この技術は変えたりいいとこ取りしたりする余地が全くありません笑

 

かなり長く使ってみてその余地は出てくるのかもしれませんが、現代人より遥かに集中力と感覚力があり、戦場を想定した武術の天才たちが考えに考えた技術ですから、大抵型を崩すことになってしまうでしょう。

 

ここの流派の道場にはあらゆる武術、法術が集まったでしょうから、武術の集大成といえるものでしょうね。

 

打撲で肩を損傷した人、普段膝が痛くて正座できない人、肩が3年以上挙がらない人、全然腰が回らない人がその場で瞬間的に良くなっていました。

 

癌も難病も瞬間的に変わるらしいですが、不思議ではないです。

 

宗家は一日一遍に30人を50クール施術していたこともあるようで、ずっと超能力治療だと思われてきたらしいです。

 

久しぶりにいい刺激をもらえました。

 

というか急に奥義だったので衝撃的でした。

 

 

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邪除けアイテム

 

最近ホットなのがリビアングラスです。

 

 

ツタンカーメンの棺にも埋葬品として入っているスカラベ(フンコロガシ)はリビアングラスでできているそうで、昔から邪除けとしての力があると信じられてきたようです。

 

 

ネガティヴな情報を受けると頚部に反射として硬結ができるのですが、リビアングラスを胸部に置くと反応がなくなる方が数名いました。

 

 

この方々にはリビアングラスがかなり合っていたようで、石だと言わずにこっそり胸に置いたんですが笑 全身循環の促進を感じたり、頚部の硬結点が一瞬でなくなるのを感じていました。

 

 

中国や日本では昔から埋葬品としてはヒスイが邪除けとしてポピュラーですが、合う方にはヒスイよりも強力です。

 

 

うちの利用者の中でも特に感覚が強い方々が購入し、業務委託されたうちの半分が1週間で売約済みになりました。

 

 

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年末

今年も残り1ヶ月少々になりました。

 

毎年12月は他の月よりも予約が早く埋まる傾向があります。

 

心身をリセットして新しい1年を始めたいと言う方が多いからかもしれません。

 

 

連休は本栖湖に行ってきました。

 

最近は湖に行くことが多いです。

 

十和田湖や北海道の支笏湖が最近のお気に入りですが、本栖湖はまた違った良さがありました。

 

十和田湖や支笏湖はエネルギーをもらえたり、身体が調整されるような場ですが、本栖湖はみんな休暇を楽しみに来ている和やかさがありますね。

 

連休最終日は大東流の稽古の後忘年会で、門下生の身体を触らせてもらいましたが、古参の門下生は皆さん感覚受信能力がめちゃくちゃ高く、こんな人ばかり来たら施術が楽だなぁと思いました。

 

「技もこのくらいの力でかければいいんだよ」

 

と言われました笑

 

普段使っている手技と大東流で使う力はほとんど同じと言っていい位で、日々の稽古が自分のチューニングになっていると思います。

 

 

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何も生み出さない集団

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https://www.amazon.co.jp/まずは、「信じる」ことをやめなさい-脳、宗教、歴史からわかった人を操る「サイン」の秘密-騙されずにこの時代を勝ち抜くただ一つの方法-苫米地英人-ebook/dp/B00JUCHCPA/ref=sr_1_6?ie=UTF8&qid=1543069005&sr=8-6&keywords=苫米地%E3%80%80宗教

 

 

宗教に関係してきた人というのは、全員がそうではないでしょうが、構造上権威に弱いことが多いと感じます。

 

宗教は、自分より大なるものに無防備に自分を委ねるということをするので、習性として身に付いてしまいます。

 

あらゆる宗教は、教祖、創始者の体験や教えを人生の規範にしますが、教祖の体験を直接追体験するということが究極だと思います。そうなればそれは教祖を越えようという行為なので、それで新しい宗教を作った人もいますし、賢明な人は宗教を作らずに更に体験を深めようとします。

 

宗教というのは創始者の抜け殻でしかないですから、本来は宗教など作らずに終わりなき体験を追究するというのが宗教人だと思っています。

 

教祖や創始者を偶像としてして崇める人間は何も作り出せず、追従に終始し、教祖がどれだけ凄いか語る畜群として人生を終わらせます。

 

現代における宗教的人間の構造は、

「あの人は~で活躍してきて、~と~に支持されていて、~人のフォロワーがいて、IQが~で、すごいんですよ。あの人に付いていくべきです」

と本気で言います。

 

こういったタイプの宗教人に会うと、まだまだオウム真理教のような存在は需要の余地があるぞ、と思ってしまします。需要は無くならないでしょう。

 

信仰の人たちに、教祖と同じ体験を追究してみないのか?と聞いたことがあります。

 

恐れ多くてそんなことはできないと言うんですね。完全に思考停止の状態です。

 

本当に教祖の体験、教えを尊重しようと思っているなら、教祖の感じたこと、教祖が追い求めていたことが何だったのか追求しようとするものだと思うんですが、それをしない信者と言うのはアイドルにキャーキャー群がるファンと同じです。

 

 

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新しい人類②

https://www.amazon.co.jp/ホモ・デウス-下-テクノロジーとサピエンスの未来-ユヴァル・ノア・ハラリ/dp/4309227376/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1542963215&sr=8-3&keywords=ホモデウス

 

 

最近の実験では、コンピューターアルゴリズムが示された肺癌の症例の9割を正しく診断したのに対して、人間の医師は5割程度の正答率だったという。

 

IBMのAIワトソンには、人類有史以来の膨大な数の症例、薬のデータを保存することができ、オンラインにすることであらゆる医療機関から日々患者のデータを拾い集め、患者だけではなくその家族や隣人の身体データ、最近のコンディションまで把握できる。

 

人間の医者が1人できるまでには膨大な労力と費用がかかるのに比べると、ワトソンを世界中に24時間体制でオンライン化する方が遥かに安上がりといえる。

 

ワトソンは腹が減った、夜勤で疲れたと愚痴を言うこともなく、医療が行き届かないような過疎地でも活躍できる。

 

診断も治療の判断も、将来的にはワトソンが実行することになるだろう。

 

そうなるともはや人間の医者が出る幕はなく、よっぽど特殊技能があるような医者、治せる医者以外はやることがなくなる。トラックの運転手が20年後沢山いても、医者の数は今より激変することが予想される。

 

患者の遺伝子、生化学的パターン、ホルモン代謝のデータなどインプットし、何通りもの戦略パターンからアルゴリズムが最も効率のいい方法を割り出す。

 

薬の処方も、体質に合うか合わないか、アレルギーまでチェックし、一切処方ミスはしない。薬剤師は確実に要らなくなる。

 

人間味のある対応をしてくれる医者の方がいい?

 

情動パターンのデータを元に、ワトソンはあなたのホルモン代謝、脳の活動、血圧などをチェックすることで、あなたがどんな言葉をかけて欲しいか、同調して欲しいのかまで正確に読み取り、人間の医者よりも適切な反応を示す。

 

今やAIは、バッハの曲全てを元に独創性と深みのある曲を作ることができ、それをAIが作ったと知らない人たちは手放しで称賛して感動する。

 

人間らしい深み、人間ならではの温かみというニュアンスを重要視する人間至上主義者でも、言われなければそれには気付かない。

 

ホモデウスではほとんど触れられてはいなかったと思うのが、人間の可能性を極限まで追究することで、データに還元されえない人間の領域というのは拡張していくように思う。

 

例えば、普段自分が行なっている施術をコンピュータサイエンスが模倣できるとして、それはずっと先のことだろうし、ヨギが行法を日々行うことで身につけるシッディ(特殊能力)や、気功の練功の末に体得される能力もコンピュータサイエンスが発達し、2040年に到達されるというAIが10兆×10兆倍の知能を持つと言われる臨界点を超えたらテクノロジーが初めてそれらを再現しようとするかもしれない。

 

人間の情報全てがデータに還元されるという場合、それは当然のようにしてすんなりデータに還元されうるものだからで、人間自らが高めて身に付けた能力の中にはデータに還元されえない領域が残るのではないか。例えば、気功を分析する時、現象としては熱や磁気に還元されながら、還元しえない部分が残る。それは人間の意識からのみ観測できる部分が残る対象である可能性もある。

 

テクノロジーが欠かせないものになってしまった人間は、身体性、スペックを高めることを止める。そういった人間にとっては絶対的予言者として出現するAIに抵抗する自由意志はなくなってしまうかもしれない。

 

身体性、スペックを与えられたもの以上に進化させ、高める超人的人間にとってはまだAIは道具に過ぎず、そういった人間はAIのアルゴリズムのデータに還元されえない部分が残る、と考えるのは希望的な観測だろうか?

 

 

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最近の症例

最近記憶に残る、特に手応えがあった症例。

 

 

整体、鍼、整形外科、色々行って数年改善されない坐骨神経痛の40代女性。

 

下歯槽神経に対する歯科領域中心の調整と頭蓋バランスの調整で初回時痛み半減。

 

毎週来てもらい、3度目の調整で9割方消失。

 

5度目の時、

「そういえば最近偏頭痛がないです」と言う。坐骨神経痛は出なくなる。

 

このケースでは下顎を中心にした調整でなければ改善はできなかったと思いました。

 

 

2年前にリウマチ発症の40代女性。

 

膠原病系の方には非常に多い、胸郭、頭蓋の内圧が高いタイプ。

 

膠原病系の方は割と来るんですが、共通しているのは体液循環が非常に悪く、体液をポンプする機能が低下していること。

 

この方の場合、頭蓋の内圧を直接下げようとしてもまず下がらない手応えで、検査すると左肺と横隔膜が該当。

 

左肺はズブッとした感触。肺の弾力性と横隔膜の可動性が上がると脊髄液を促しやすくなり、頭蓋内圧を下げることが可能に。

 

最近肺を調整することで脊髄液循環を促しやすくなる方がすごく多いですね。

 

関節痛が主訴で、毎週通ってもらい、先日で6回目。

 

肘、膝、手首、ほとんどに関節痛が出ていたのが右手首だけで、それも半分ほどの痛みに。

 

去年、今年来始めた膠原病の方々は中々手強い方が多いんですが、この方は割と素直な反応でした。

 

膠原病の場合、いくら関節の調整をしてもダメで、体液循環とポンプ機能を上げることは必須だと感じています。これらが正常化すると自然に痛みは出なくなります。関節を調整すると炎症が悪化することが多い。そのため、通常の手技では歯が立たないと言われます。これは癌の方も同じで、癌体質の方は頭蓋内圧が高く脊髄液を促しにくい方が多いですね。

 

 

 

主訴がインポテンツの50代男性(紹介者より伺う)

 

左腎臓の冷えがひどく、下肢の強張りがひどい。特に脛の骨間膜、足首の靭帯。

 

上矢静脈洞、直静脈洞の解放とEV4を行い、腎臓の調整、骨間膜と足首の靭帯を調整すると全身暖かいと言う。

 

2週間後、2度目の調整では腎臓以外キープできていたので腎臓のカテゴリーを一通り外し、視床下部の調整、脊髄液循環の調整。

 

更に2週間後3度目、肝臓の方が該当して来たので、肝臓、視床下部、脊髄液循環の調整。

 

この時点で、紹介者曰く

 

「いや、ムスコがすごく元気になったらしいよ!」

 

とのこと。

 

4回目はだいぶ安定したので、様子を見てもらい、必要があれば1ヶ月後くらいに。

 

 

どの症例もちょくちょく点穴も使っています。

 

うちの施術は症状をとることにあまりフォーカスしておらず、心身のバランスがとれることにフォーカスしています。成果は個人差があります。

 

 

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