治るということ

トイレットペーパーの買占めを見ると、人の本質は数十年で変わりはしないんだなと感じます。歴史は繰り返すということも、変わらない人の本質がそうさせるものなんですね。

 

 

施術した後に、「これはどれだけ維持できますか」「治ったままで入れますか」と聞かれることがたまにあります。

 

治るということは何か。

 

人体は常に変化の途上にあり、流動的なものです。

 

私が施術でやっていることは、流動的な人体にある程度の秩序を促すことだと思っています。

 

治すのはその人の身体なので、こっちとしてはそんな大それたことというのはできません。

 

あまりに強い力で強制的に介入する場合、かえってひずみを生むこともあります。

 

例えば、強制的な力で失明を治癒したけど交通事故で亡くなったとか。

 

あまりに強い変化は、その人の世界に対するバランスをガラッと変えてしまい、それによる弊害が起きるということもありえそうです。

 

自然界の働きを人為的な力で変えようとしても抵抗を受けることになりますが、それは人体も同じだと思っています。

 

その人の流動的な秩序がどうなりたがっているのか見極めることも重要なことでしょう。

 

治りが早いタイプ

治りがいい人というのは症状のことをすぐ忘れてしまうような人が多いですが、あと多いのは何でも効きそうなものは試して治してやろうという人です

 

ステージ4の癌から正常になった人や脳障害の後遺症が劇的に良くなった人というのは、私がこれはいいんじゃないかというものは全部試してみて、その中から自分に合ったものを続けています。

 

あとは、私自身よりスケジュールを把握しているんじゃないかという位私のスケジュールを把握して確実に予約を入れていくような人ですね。しつこい位日程を聞いておさえるのがいいのかもしれません笑

 

忘れっぽい人、執念の人、両極ですが、どちらかに偏っている人は治りが早いと思います。

リセット力

最近ますます自分の中での認識として強くなっていることは、自分の通常の施術では痛みをとったり構造を整えるということはあまり目的にしておらず、身体の狂った部分(リズムや電磁場や免疫から神経の働き)を一度リセットして協調させるということです。

 

自分の施術にとって一番大事なポイントはというと、

 

「リセット力」という基準に尽きるなと思います。

 

身体の狂いのないニュートラルな状態に初期化されると、普段は過剰になっていたり麻痺したりして使っていなかった能力が少しずつ出てきます。

 

私自身は、長期の瞑想期間などでこれを感じたことがありますが、普段情報が多過ぎてキャパ越えを起こしたり麻痺した部分は、しばらくそれらから離れると風呂桶の水が抜かれたように一度リセットされます。

 

長期の瞑想後は、日本のスーパーに入るのがしんどくなったり、牛乳が飲めなくなったりしました。

 

普段は聞こえていなかった音域や、遠くの音を拾ったり、脳が閃きをキャッチしたりということが増えます。

 

私自身のリセットとなると、あまり施術を受ける機会はなくなってきているので、違うリセット方法が必要ですが、やっぱり全然違う場所に行ったり普段会わないような人に会ったりというのは強力なリセットになりますね。

最近のQ&A

Q 寺の坊さんに何か憑いていると言われたんですがどうすればいいですか?

 

A あらゆる異常な情報は身体に出るので、もしも何か見えない情報(電気的なもの、熱冷エネルギー的なもの)の影響がある場合でも、身体の異常を消せばなくなります。

ちなみに釈迦は霊的なものについては語っていなかったと思います。

 

 

Q 最近何をやってもうまくいかないんですが、どうすればいいですか?

 

A 全ての基本は肉体なので、まずは肉体の状態をリセットすることを勧めます。

肉体に問題がなければそれが今のあなたのニュートラルな状態ということになります。

ニュートラルな状態で上手くいかないと感じるなら、下手に動かない方がいいサイクルに入っているのかもしれません。

個人的にはそういった時は海外に出るようにしています。動けないサイクルに入るのは例えば「東京に入るあなた」なので、「東南アジアに入るあなた」であれば一度「東京にいるあなた」はリセットされることになります。

 

 

ということで2月17日夕方から24日までどこか行っているかもしれません。

 

医療機器開発に絡んだ出資の話もあるので、もし出資が決まったら行かないかもしれません。

神経損傷の再生、マクロファージ、ウイルス

https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/336

 

 

脳梗塞、脳卒中後にすぐ元通りに動けるようになる方もいれば、何十年も手足が思う通りに動かない方もいる、この個体差はなぜ生じるのか不思議に思っている方も多いと思います。

 

 

脳に損傷が起きた後、腕や脚が自分の動かそうとする動作とは別の動作をしてしまう、または動かないという場合、神経系に炎症が起こり収束しない状態になっています。

 

 

神経系統に炎症が起こると、血中を巡っている白血球が神経系の炎症を抑えるために働き始めます。

 

 

この時、特に炎症を抑えるために一番重要な役割を担っているのがマクロファージです。

 

 

マクロファージの働きがよければ、発症まもなくでも炎症が鎮まり、元のように動けることがあります。

 

 

また、マクロファージは神経修復の栄養因子の産出に関係するので、神経損傷が再生する過程で最も重要と言っていい役割を担っています。

 

 

リハビリを何十年続けても頭打ち状態の方、色んな治療を受けても変化がない方、この場合には神経損傷が修復されていないため、脳からの命令が神経をしっかり通らない状態になっています。

 

 

地震で壊れた道路をいくら車が通ろうと思っても通れない状態と同じといえます。

 

 

それであれば、同じリハビリを日々続けることも、色んな治療を受けるのも健康を維持する面では重要だと思いますが、最優先すべきは神経損傷を修復させることです。

 

 

これはある程度発症から時間が経っている方のほとんどは気付いていることでしょう。

 

 

ただ、皆さんどうやって神経損傷を再生するのか?これを考えると途方にくれると思います。

 

 

損傷した神経を内部から修復する方法というのが現状ではないとされているからです。

 

 

神経修復の過程で最も重要な役割を担っているのはマクロファージでした。

 

 

マクロファージの働きを最適化するにはどうすればいいか考えればいいということです。

 

 

マクロファージは日光を浴びると生成されるビタミンD3を前駆体としたり、細胞が死ぬ際に放出する分泌物を餌とすることがわかっています。

 

 

日光を浴びるのは非常にいいことですが、だからといって日光をひたすら浴びると麻痺が動くようになるのかどうかはちょっと疑問ですね。

 

 

当方では、偶然のタイミングで、このマクロファージの働きを最適化する成分が理想的な比率で配合された活性剤を入手することができ、これを医師に扱ってもらっています。

 

 

まだできてから1年ほどの、市場にはほとんど出回っていないものですが、脳の障害については麻痺や言語障害の変化も報告されており、実際に当方利用者でもこの活性剤を投与してから次の診察時まで内反がほとんど出なかったとのことです。

 

 

この活性剤ですが、免疫の中でも重要なマクロファージの働きを最適化するというので、今アメリカで死者8000人以上のインフルエンザウイルス、中国を中心に300人以上死者が出ているコロナウイルスの影響もあり、ある医療機関が大量に買い占めているところです。

 

 

そのため品薄になる可能性があり、当方でも在庫はそんな多くありません。

 

 

この活性剤についての情報が欲しい方、興味がある方はコメントに興味があると書いて頂ければ情報を提供します。

機能と構造

麻痺の人などは、神経伝達を邪魔している部分を解放するとある程度良くなったりしますが、いくら構造的に整えても動かないことが多いです。

 

 

西洋由来の手技は構造を整えることを重視するものが多いのですが、運動機能の障害などはいくら構造的に整えても変化しないことが多いです。

 

 

機能性を変えるには、構造的な整合性よりも必要なことがあります。

 

 

いくらマッサージで緩めて、骨格を整えても動かないなら、それは何度やっても何年反復しても変化は出ないものです。

 

 

機能性を上げるには脳をだます必要があります。

 

 

機能が低下しているということは、脳が四肢に制限をかけているということです。

 

 

脳にかかっているストッパーを外すには、だますことで脳の勘違いを正す必要があります。

麻痺がいつまで経っても動かないのは?

リハビリを何年もやって、頭打ち状態になった、変化が出なくなった、なんていう方が後遺症の方には割といらっしゃるのですが、麻痺が動くようにならないというのは、脳から発信される信号が弱いということが一つあります。

 

 

脳からの信号が分散されてまとまらないため、上手く動かない状態で、これは実際に確認されています。弱い信号がいくつも出されて落ち着きがない状態です。

 

 

これが沈静化されて、まとまりのある信号が発信されれば動くようになります。

 

 

強い発信をどうやって脳から出すのか?

 

 

例えば火事場の馬鹿力というのがありますが、緊急事態の場合は寝たきりの病人が咄嗟に起き上がって逃げることもあります。

 

 

この馬鹿力をどうやって出すかということですね。

顔が調子いい?

うちの利用者の中には、人前で話したり色んな人と会って話すことを仕事にしている方も多く、この方たちは特に大事な局面で施術を受けに来ます。

 

 

相手に絶対好印象を与えなければならない局面や、多くの人に影響力を行使しなければ行けない場合などです。

 

 

こういった方たちがいうのは、施術の後は顔の調子が良くなり、目にストレスなく、人前で楽に話せるということです。

 

 

目は脳が外化した器官なので、脳のストレスが抜けると目は楽になります。

 

 

施術では身体をニュートラルな状態にし、軸で立つことが楽になるため、人前で楽に話せる状態になるのでしょう。

 

 

ぼくも色んな方に会う機会が増えたので、定期的に受けたいですね笑

手技の目的は

うちで提供している施術というのは、症状によって対応の仕方が違うというより、症状関係なく身体をニュートラルで一番自然な状態に促す、リセットする、初期化するというのがイメージにぴったりだと思います。

 

 

そのため、その人の身体に自然な状態に戻る力があるのかどうかというのは施術の効果に絡んでくる要素と言えるでしょう。

 

「身体が治る」

 

というのは、結局は自分の身体が自己治癒、自己修復するかどうかということです。

 

 

薬は、自己修復を促すようなものでなければ、神経系、受容体を麻痺させるものが主流です。

 

 

薬まみれで、手術を何十回と受けると自己治癒、自己修復する力は身体に何も問題ない方に比べると随分落ちるのは事実ですが、それでも身体はよくなる方向へ修正しようとします。

 

 

身体が崩れた状態から自力で上手く自己修復できない方をサポートするというのが提供している手技になります。

 

 

外からの刺激

最近格闘家のyoutubeが盛り上がっていてよく観ます。

 

朝倉未来選手のは多分全部観たと思いますが、日常の色んなことをネタにしていますね。

 

彼は洞察力があり、神経のセンサーがすごく働くタイプだと思います。

 

 

あとは亀田兄弟のyoutubeもあがってくるとたまに観たりしますね。

 

どの兄弟が言っていたか忘れましたが、亀田家の哲学があって、今ついていないとしてもそれは上昇していくために必要な過程だから、いちいち調子の悪いことに捕らわれないと言っていました。

 

こんな哲学を小さい頃から叩き込まれていたら逆行にも強くなりますね。

 

一番センスがある三男は単身でメキシコに渡り、メキシコ人と結婚していて、その行動力というのは尊敬に値するものです。

 

この数年は、海外に出ると日本の人口の半分であるはずの韓国人と中国人とばかり会い、日本人にほとんど会うことがなくなったので、日本人の景気の悪さ、視野の狭まりを感じる機会が増えました。

 

日本はかなり情報バイアスが強く、そのフィルターの強さは中国や北朝鮮とほとんど変わらないものですから、20~30代に1年2年海外に出たり、それに代わるような環境に身を置くと、日本の特殊性を踏まえた上で行動できるようになると思います。例えば、ニュースも日本以外のメディアを2つ3つ観たり、外国人と接してみたり。

 

 

国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」の行った報道自由度についての記事から引用

 

フランス・ニュースダイジェストが2008年に行ったインタビューで、「先進国であっても、取材するジャーナリストが限定されている以上、それは検閲と同じこと。つまり、日本国外のジャーナリストにしてみれば記者クラブにアクセス出来ない以上、日本も北朝鮮も情報検閲の上では同等と見なされる」と語ったという。

 

 

日本が近代化したのは明らかに黒船の影響で、外部からの刺激によって内部が動的に変化した例といえます。

 

 

日本は昔から外部からの刺激がなければ大きく変化しない国です。

 

ネットフリックスが日本に参入したり、amazonが本格的に日本の市場に参入する場合はこれは黒船来航と同じような刺激になり、国内市場がかなり動的に動くでしょう。

 

 

日本は「和の国」という位で、外からの刺激や脅威がなければいつまでもダラダラしてしまう傾向があります。

 

 

隙を見せればやられるという歴史の連続で来た中国や、侵略、征服の繰り返しできた欧州とは根本的に違って、元々のんびりした民族なんだと思います。