ぼくは家を買うということに関して強い抵抗があるんですが、それは土地の状態は変動していくからです。
都内一等地と言われる所は比較的安定した土地なのでしょうが、それでも変動を感じます。
日本は地震が多いということもあるのでしょう、磁場の変動が大きい土地柄だと感じます。
実際に都内を歩いていても、ここに住みたいなとドンピシャで感じる場所はないです。
不動産の方なども、自分なら都内で家は買わないという方が多いです。
これからの時代は、不動産ではなく「移動産」の方がリスクが少ないのではないかと考えています。せっせと貯蓄して家を買ったと思ったら地震で灰塵に帰したということは充分ありえます。
「移動産」、移動型の住居が理想的ですが、ぼくが考えているのは、将来的に世界各所に何箇所か土地を持ち、関係者、縁がある方はそれらを自由に使うことができるというものです。
モデルとしては、スコットランドのフィンドホーンのような感じかなと思っているんですが、まだ行ったことがないので一度行ってみようと思います。
まだまだ、色んな場所を見ておく必要がありますね。
某新興宗教はデリー郊外はじめ、世界各地にでかい施設を建てていると聞きましたが、でかい宗教施設を造るくらいなら、色んな人が自由に使えて進化に繋がっていくようなものがいいですね。
それぞれが、小さな街のような感じで、作物も育てることができ、学校などもあり、医療施設などもしっかりあり、地面はボコボコだったり非線形が基本の空間で、生活するだけで身体性が高まっていく空間を想定しています。
亡くなった芸術家の荒川修作は、そんな街を造るプランがあったようです。