今まで何度となく話してきたことですが、人間を教育する上で重要なことは、何がその人自身にとって合っているものなのか、必要なのかをはっきり見分けることができる能力です。
これさえあれば後は瑣末なことではないかと思います。
調子が悪いと自分に合わない物を選んで食べ、自分としっくりこない人と付き合ってしまい、合わない場所に行ってしまいがちになります。
なんだか何をやっても調子が良くないなという時期はあまり重要な決断をせずに掃除や整理をしたり、紙に考えやこれからの計画をまとめたり本を読んだりしてインプットするのもいいかもしれません。
直観が働かないときに出歩くと自分に危険が迫っていても気付けなくなるので、危ない場所には行かない方がいいですね。
そういう意味では自分が今どんなバイオリズムの中にあるのか、上がっている時期なのか下がっている時期なのか、攻めて行く時期なのかじっとしていた方がいい時期なのか、見極めることも必要になります。
施術としては、攻めて行くべき時に生命力を上げず、じっとしているべき時期に活力をバンバン上げていてはちぐはぐなことになってしまいます。
何が合っているのか合っていないのかを自分で選べる基準を身体にしっかりとつくり、さらには上がっている時期なのか下がっている時期なのかを見極めて、ベクトルの後押しをするというのが最近やっていることです。
日本全体、地球全体の傾向というのはあると感じています。生物は地球のバイオリズムに同期して生きているので。
合う合わないを判別できる軸がしっかりしていれば、地球のバイオリズムもなんとなくわかってきます。