赤ちゃんというのは身体が賢いので、身体に不具合を感じると自動運動して自己調整します。
これは人間が本来持っている修復能力ですが、座りっぱなしだったりパソコンを見続けたりといった、静的で同じ動作しかしなくなるとこういった自己調整ができなくなり、不具合が固定されてしまうことになります。
こういったところに着目したのは野口晴哉の活元運動で、人間が本来持った自己修復能力を覚醒させようというものですが、これは野口整体の元ネタ、霊術では霊動ということになります。
自己修復能力を失った人は、チベット体操などのように、満遍なく伸びたり動いたりする運動を毎日するといいでしょう。
ぼくはチベット体操や四股、太極拳の基本功、なるべく逆立ちやブリッジもするようにします。
普段から満遍なく動いていれば、身体が不具合を感じた時に身体の欲求に従って自然に自己調整し、滞りからくる不具合はだいぶ回避することができるでしょう。
ボディデザインラボ takeji