関係性の中に存在するのが人間というものです。
そのため、相手によって違う顔を持つということも人間の特性でもあります。
親しんだ人と、そうでない人では当然表情や距離感も違います。
特に個体が関係性の中で大きく変化するのは、パートナーという関係の中でだと思います。
あげまんやさげまんという言葉もあるように、相手によって大きく変化するものです。
相手によって、自分の気付かなかった面が強化されたり、元々自分が強いと感じていた特性が更に強くなったり、個体は相手によってガラッと変わります。
相手によって経験する事柄が変化することになりますが、これによっていいパートナー悪いパートナーという言い方は適切ではないと思います。
経験というものはそれにより局面が変わるので、バリエーションのある人生を過ごしたいなら色んな経験をした方がいいです。
不自由な状態になると外へ向かうボルテージが上がりますが、これは後々生きることになるかもしれません。
逆にパートナーにあまりに自由にされていると、限定された状態を求めるかもしれません。
局面によって、その人に必要な経験というのは変化し、その時その時でうまい具合に必要な人が周りに来て、必要な経験をするものです。