糸の反応を見ながら

例えば、茶器に興味がある時、誰かに「李朝の茶器専門の店があるよ」と教えてもらい、そこがもう閉店していたとしても「李朝の茶器」にピンときたり、「李朝の茶器」というものに関心が強まったりします。

 

 

 

この場合、ぼくは「この人は教えてくれたけど、店にいくタイミングじゃなかったな」

 

 

とは考えず、

 

 

「李朝の茶器というものを知った」

 

 

と捉えてこの縁に感謝します。

 

 

ぼくも周りの勘のいい人を見ていると、糸の微細振動を感じながら、糸の紡ぐネットワークを自由に行ったり来たりしています。

 

 

人生をしっかり楽しんでいる人、楽しいことを見つけてくる人というのはこういった勘が強いと感じます。

 

 

 

ぼくは、色々面白いことを教えてくれる人が周りに多いので、ピンとくるものについては特に聞くようにしています。

 

 

 

そこから予想外の絡みが出てくることがあるのです。