光と闇のバランスを維持するためにジェダイは必要とされてきた。ダークサイドも。
人に健康になってもらうために療術師は存在する?
全ての人に健康になってもらうというのは不可能だが、健康と不健康のバランスを保つために、現代人のからだに対応できる療術師が存在する?
光と闇、正と邪という二元論はこの現象界で機能する。
例えば盲目を治癒してしまったり、歩行不能者をその場で歩けるようにしたり、酷い皮膚病をその場で治癒してしまったり。
こういった「奇跡」を起こす人たちは聖書から少し前の日本やインドには存在していたとされる。
それは、二元論の機能する現象界を超え出ているものかもしれない。
花が開花する時には開く力と同時に閉じる力が働いている。
身体では常に癌細胞が増殖すると同時に癌細胞を死滅するシステムが常j時働いている。
身体が悪い状態、病気を維持しようという状態から問答無用で痛みのない、至福の状態に誘導してしまうということは、「奇跡」を受ける側もそれなりに「準備」を必要とするはず。
「準備」とは、その病があっても健康でいても、大差ない状態。
病気があっても悲観せず、嘆かず、健康な状態と変わらない生活をしている状態。病気であるという必要がない状態。
仮に、「準備」のできていない人が、「奇跡」の施行者から治癒を受けて治癒したとすると、精神的な問題やその人の内面の問題と肉体のバランスがとれなくなり、肉体に表出していた内面の問題は行き場を失い、別のところに表出するはず。
急に事故にあったり、生活の均衡が崩れたり。
肉体はホメオスタシスをもっていて、現象界のものだから、光と闇、正と邪がバランスを求めるように、肉体と精神のバランスを求め続ける。
ボディデザインラボ takeji