ぼくの周りでは自分が重病になってから飛躍したという療術師が何人かいます。
こういった仕事はそもそもが自分のからだを何とかしたいと思って始めたという人が割と多いです。
医者も、自分が大病した人の方が親身に患者さんの話を聞くようです。
ぼく自身は大学までは結構からだの不具合がありましたが、からだに興味を持つようになってから鍛錬をしたりして自分でからだの調整をできることの重要性を実感しました。
そういったことを経験していなければ人のからだをケアしようということにもなっていなかったかもしれません。
自分のからだがおかしければ人のからだどころではないですからね。
健康なうちはからだを意識するということはなく、そもそも健康であるということはからだを意識せずに生活できているということだと思っています。
からだの仕組みや神秘を追っていくと、人間自体や人間の作り出す社会や集団心理に興味が出てきます。
最近は金融や政治の本を沢山読んでいますが、それもからだに何か繋がっていくかもしれません。
ボディデザインラボ takeji