生き物は食う存在

「脳の栄養不足」が老化を早める!

溝口徹

https://www.amazon.co.jp/脳の栄養不足-が老化を早める-青春新書INTELLIGENCE-溝口-徹/dp/4413042565/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1501152408&sr=8-1&keywords=脳の栄養不足

 

 

フォアソクラティカー、ソクラテス以前の哲学者だったヘラクレイトスは、川を流れる水は同じ水ではなく、それが川を川たらしめているということを書いています。

 

 

生物を生物たらしめるのも、常に細胞が死に、新しい細胞が入れ替わっているという、目もくらむ死と再生の繰り返し、これだと思います。最近流行りの言葉では「動的平衡」ですね。

 

 

常々、考えてみれば凄いシステムだと思います。

 

 

最近個人的に、火傷したり日焼けしたりして同化、異化、細胞の修復力、免疫力、生命というものを実感します。

 

 

毎日の臨床で当然感じることですが。臨床でこれらを感じることがなければ、もっと腕を磨かねばないということになるでしょう(笑)

 

 

 

例えば、神経細胞の膜は脂肪、たんぱく質、コリン、セリンから作られ、細胞が形成されてからずっとそれらは入れ替わりを繰り返します。

 

 

細胞膜を作るこれらの成分はもちろん食べ物から摂取されるので、食べる物によって細胞膜の質は変わります。

 

 

魚の脂にふくまれるDHAを摂ると頭が良くなるといいますが、これは細胞膜を形成する成分が魚の良質な脂に変わる為ということです。

 

 

質の悪い脂ばかり摂っていたら、細胞膜を形成する脂が悪くなり、細胞機能は低下していくでしょう。

 

 

新しい細胞を作っていく材料は、食べているもので決まってきます。老化を防いで細胞の機能を上げていくには、いい栄養を充分摂っていくに限ります。

 

 

老化、最近アンチエイジングと言われて話題に上がるのが活性酸素による酸化で、酸化ストレスを減らし、抗酸化物質を摂ることが奨励されています。がんや生活習慣病、あらゆる病気に酸化が関わっていると言われています。

 

 

飲酒、タバコ、服薬は何よりも活性酸素を発生することが有害だとのことです。

 

 

脳は体全体の2パーセントの重さしかないにも関わらず、酸素量、エネルギー量の5分の1を消費します。

 

 

酸素を消費すると活性酸素が出るので、脳は大量の活性酸素発生源だと言えます。

 

 

この為、著者が言うには身体の活性酸素に対する抗酸化はよく語られるが、重要なのは脳の抗酸化だとのことです。

 

 

ここで、フリーラジカルという言葉を説明しておく必要がありますが、フリーラジカルとは原子核の周りを回る電子が不対のもので、安定しないために他から電子を奪おうとする物です。奪われた方は酸化し、形が変わったり機能を失ったりします。

 

 

この本は、ヒトの老化の原因をフリーラジカル論に求めています。

 

 

スーパーオキサイド、ヒドロキシラジカルといった不対電子の活性酸素をフリーラジカルというようです。

 

 

フリーラジカルは悪い面だけではなく、白血球が細菌を倒す際に使われたり、母乳に入る細菌を殺したり、がん治療の高濃度ビタミンc点滴は過酸化水素という活性酸素を使った治療法です。

 

 

正常な細胞が持つ酵素、カタラーゼは活性酸素を消去しますが、がん細胞はカタラーゼを持たないために活性酸素にやられるのです。

 

 

正常細胞も、たんぱく質、鉄、ビタミンb群が不足するとカタラーゼが機能しなくなり活性酸素にやられてしまいます。

 

 

著者は、抗酸化を高めるキーワードを「高タンパク、低糖質、ビタミン、ミネラルをしっかり摂る」としています。

 

 

旬のもの、色の濃い緑黄色野菜、マンガン、亜鉛、ヘム鉄など。

 

 

この著者の主張は、大抵の病気は栄養をしっかり摂ることで、たんぱく質(やる気向上)をしっかり摂るのと、グルタチオン、ビタミンC、E,αリポ酸(酸化防止)、鉄(疲労回復)、DHA(脳の機能アップ)辺りは1章使って説明しています。

 

 

食い続けろ!っていうことですね。栄養のしっかりあるものを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気持ちいい手技は?

最近施術を受けに来ている方はぼくが記憶や感情を解放する専門?と思っている方もいるかもしれません。それだけ記憶や感情の解放やエネルギーの調整をやる割合が増えたと思います。

 

 

全員しっかり肉体構造もみているんですが、記憶や感情の解放の印象が強いと、影に隠れるかもしれませんね、、

 

 

元々ストレッチに関しては4年間、色々な手技をやりながら並行して検証しつくして(腕から頭蓋の筋肉までリリースしたり、腓腹筋から広背筋までリリースしたり、内臓や頭蓋の動きがどう変わるか試したり)、筋肉を調整することはほとんどのケースであまり有効ではないと感じました(その場では有効であっても)。

 

 

骨格を調整する場合、骨格をゆがめている靭帯や、内臓から繋がる膜組織まで解放できなければ、骨格の調整も下手すればその場限りの気晴らしになってしまいます。

 

 

骨格から靭帯や内臓など解放することはよくありますが、筋肉を操作するということはまれに梨状筋などに対して行うくらいです。

 

 

ただ、、

 

 

筋肉を調整されるのはやられた感が強いんですよね。

 

 

自分でもストレッチしたりして気持ちいいですから、ストレッチされるのを気持ちいいと感じる方は多い思います。

 

 

ぼくは施術でストレッチを使っていた時代も、他人にストレッチされるのにはちょっと違和感を感じていたので、今でも人から受けるということはあまりないのですが、先日ちょっと足のうちくるぶしの調子が悪くて、隣の部屋でO手さんにストレッチしてもらったらめちゃ気持ちよかったです!

 

 

ストレッチが気持ちよくなってきたぼくは老化したということ?

 

 

精神疾患と血糖値

これもSEO対策?で読んだ本のまとめをなるべく毎日書いていこうと思います。

「血糖値スパイク」が心の不調を引き起こす 溝口徹
ここのところ、原因がよくわからず(脳波、画像検査で問題ない)クスリの服用で抑えているという頭痛もちをみる機会が増えました。
自律神経に関連する部位に問題をもつ方が圧倒的に多いと感じていましたが、この本を読んで「血糖値スパイク」はなるほど、結構な人に該当しそうだと感じました。改めて施術で内分泌系をしっかりチェックしようと思いました。
血糖値については、随時血糖が200mg/dl以上であれば糖尿病と診断され、糖尿病でなければ問題ないとされています。
血糖値は高いのが問題ではなく、最高値から最低値までの落差が極端な場合に自律神経に負担をかけます。
血糖値スパイクとは食後短時間(30分以内、人によっては数分)で血糖値が240mg/dlといった高い数値に達し、そのご食前の価よりも低い数値に下がるという乱高下がみられる現象です。
健康診断や人間ドックでは、ブドウ糖75gを摂取した後2時間後の数値をみるので、血糖値スパイクかどうか検査することはできません。
血糖値スパイクは、多くの精神疾患、心血管症に絡んでいるようで、実際に糖質接種が増えて食物繊維摂取量が減った90年代後半からうつ病患者が急増したようです。
血糖値が上がると下げようとしてインスリンが分泌され、下がると上げようとしてアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールが分泌され、この量が多い程自律神経に負荷がかかるため、食後数時間内で不安感、ほてり、発汗、眠気、頭痛が起き、睡眠障害のある人は注意です。
「精神疾患の診断と対策に重要な疾患」で挙げられるものに、甲状腺疾患と糖尿病があるようです。個人的には副腎疲労と脳脊髄液の減少も因果関係が強いと思っていますが、これらには相関関係がありそうです。これらは精神科では確認しようがないので、抗うつ剤をとりあえず処方するだけになるでしょう。
統合失調の2割にも血糖値のトラブル(糖化)が関わり、ビタミンB6の低下が関係しているようです。
少食なのに太るという人はインスリン過剰分泌で、一般的には亜鉛を摂ること、運動の負荷を上げていくという対処法でしょうか。
著者は血糖値スパイクの予防策として、食後すぐに15-20分歩くことと、食事の見直しを挙げています。
類人猿がヒトに進化した数百万年で、米など穀物を食べるようになったのはたった1万年以内で、それまでは魚、木の実の脂質、魚、肉のタンパク質、季節の果物少々で、人類はまだ糖質摂取に適応できていないとのことです。果物は体にいいイメージがありますが、現代の果物はかなり品種改良が進んでいるため極端に糖分が高いです。
旧石器時代のエネルギー比率は脂質50%、タンパク質30%、糖質20%で、今の日本人は糖質のエネルギー摂取60%超えだということで、旧石器時代の食生活を理想とするならかなり糖質が多いですね。
著者は高タンパク食を推奨し、加工肉でも魚でも何でも食えと言っていますが、添加物や重金属の問題があるので、動物性タンパク質は青魚や小魚から摂るといいです。
最近の糖質制限の流れで、ケトン体も勧めていますね。絶食するとエネルギー源がブドウ糖からケトン体に切り替わるというやつです。
施術では、内分泌系の問題をチェックし、インスリンやコルチゾール、アドレナリンなどの分泌異常などあるかをみて、該当部位に調整をかけるという対処法になるでしょう。

救うことで救われている

SEO対策で施術→整体にしようと思いました。

整える身体ですから、施術と同じですね。

 

 

同業者と話していて、よく「救える人」「救えない人」という話になることがありますが、術者と属している世界が違い過ぎたり、全く共通するものがなかったり、話がすんなり通じない場合、整体する状態ではないことがあります。

 

 

もしそれでも治癒が起きた場合、どこか違う所に不調和が生じるかもしれません。

 

 

逆に、「救える人」というのは話しているだけでも楽になったり、適当に刺激を加えてもよくなったりします。

 

 

術者に近い領域なので、手が出しやすいのですね。

 

 

属している場に近いかどうかで、整体の効力はもちろん変動します。

 

 

全く違う世界に属する人に対しても、強い治癒をもたらす場合、術者は自分の持っている力を相当削ってやっていることになるでしょう。

 

 

ぼくは、「会う人しかこない」とマインドセットしてやっているので、そうそうずれた人は来ないことになっています。

 

 

抗がん剤や膠原病の方々に

8月から徐々に新メンバーが増え始め、9月から新しいメンバー4名で新体制が始まりますが、抗がん剤副作用緩和というコンセプトで、化学療法を使っている人に広く知ってほしいのと、症例を何件か頼んでまだ集まりませんが、膠原病(リウマチなど)の方々にはとても素晴らしい変化が出るので、化学療法を使用している方々やリウマチの方々には月通い放題で月会員というのを考えています。もし周りに該当する方がいたら是非紹介してみて下さい。

 

詳細が欲しい方はメルアドにどうぞ。

nosutaruji3504@gmail.com

 

 

今度の新しい物件は半地下で、ほとんど階段もないので楽に来れると思います。

施術で使う力

施術の方法は色々ありますが、手技でも波動でも結局は術者が「これでオッケー」と感じる感覚で一気に解放が起きるので、究極的には平凡な手技によるインパルスでも、何だか仰々しい波動でも、そんな変わりはないという感じもします。

 

 

ぼくは手技ではバイオで解放を行うことが多いですが、今まで使ってきた波動とリリース感はあまり変わらず、時間を1か月後にセットしても戻りの反応は出ません。

 

 

原因を特定してバイオをかけるということはしますが。

 

 

バイオでなくても、原因を特定して何かしらのインパルスを与えられれば結果はあまり変わらないでしょう。

 

 

術者の力量によりますが。

 

 

最近、メンバーと基本的な技術をシェアしていて、経験の浅いメンバー程ぼくの数年間程の経験は軽々スキップしていっている感じがあります。

 

 

これも形態形成場ですかね。

繰り返される諸行

昔のシャーマンなどは、一家をみんな治療していたりしたようです。

 

 

ぼくは家族の誰に対してまず調整が必要かを割り出して調整することもあります。

 

 

小さいお子さんの場合には、お母さんを整体するとそれだけでお子さんの身体が変化することがあります。これは、子供の問題を親が作っているからです。

 

 

トラウマを継承するマウスの話をしたと思いますが、世代をまたいで問題を受け継いでいくという現象があります。

 

 

ぼくは、家系の何代前が問題の原因になっているかを割り出して、炙り出てきた情報に対して解放を行うということをします。

 

 

これは、練習で受けたことがありますが、その後身体の変化以上のものを感じました。

 

 

何世代かに渡って同じような間違いを繰り返す家系が存在しますが、変異した部分を特定し、それに対して解放を行えば、その家系の流れを変えることができるのではないかと思っています。

休みは大事

今日はキャンセルが出て空き時間ができたのでちょっと嬉しいです。

 

 

土曜日ということもあり、夜まで9人施術する予定でしたが、9人やるとちょっと疲れます。来る方の状態にもよりますが。

 

 

毎日9人やるという方もいますが、想像するだけでちょっときついですね。1日5、6人くらいが丁度いいです。1日5、6人なら重い症状の方が続いても丁度いいです。

 

 

毎日7人でも、4日以上続くと休みを入れたくなりますね。

 

 

マルタから帰国してから、ちゃんと週1日は休みを入れるようにしています。

 

 

そのうちちゃんと週2休むようになるかもしれませんね。

 

ストレッチがきいた!?

先日、大腰筋の収縮で股関節が屈曲で拘縮してしまった方で、病院ではどこも異常が認められず、どんな処置をしても悪くなる一方という方をみました。

 

ショックだったのが、検査に使ったストレッチが一番効いたといっていたことです(笑)

 

 

最初の状態では四頭筋に対してストレットなどとてもかけられる状態ではなかったのですが、腎臓や腰椎を解放してストレッチがかけられる状態になりました。

 

 

こういった作業がなければストレッチはかけられる状態ではなかったのです。ストレッチはやられた感じも強いですからね、普段全くストレッチは使わないのですが、脚もしっかり上がり、ズボンが履けるようになったと喜んでいました。

 

 

たまにはストレッチもいいものかもしれませんね。

頭痛が多い

脳血管疾患の総患者数は120万人と言われています。

 

 

日本人の100人に1人は脳血管疾患を抱えるという計算になります。

 

 

最初うちに来る方のほとんどが頭蓋は問題があり、血管や硬膜に制限のある場合が多いです。

 

 

偏頭痛の原因は、神経にはなく、動脈や硬膜にあると言われます。

 

 

そのため、血液、体液の循環を促し、それを維持させるだけでなくなる頭痛がほとんどで、この循環を維持することが焦点になってきます。

 

硬膜制限で多いのはやはり電磁波やケミカルの問題ですが、感情や思考の問題が先に来ることが多いです。

 

 

 

電磁波やケミカルの影響を取り除きながら感情や思考の問題に対処することが必須になります。