謎の生命体

超微小知性体ソマチッドの衝撃

上部一馬

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生物学では最小のユニットは細胞だということになっています。

 

 

ソマチッドは、フランスの生物学者ガストン・ネサンがソマトスコープという、3万倍の倍率で生きた対象を観ることができる顕微鏡で発見した生命体とされています。

 

 

不健康になるとソマチッドの形態に異常がみられ、ネガティヴな感情が体内に蓄積されているとケイ素で身を包み防御したり、尿などで体外に避難する。200度以上の熱でも放射線や抗生物質でもダメージを受けず、寿命は数億年だとのこと。

 

 

ソマチッドはどこから来て、ヒトが死んだあとどこに行くかなど謎とされ、何をエネルギーにして動いているかわかっていません。

 

 

また、ソマチッドはDNAの前駆物質であるとされ、遺伝情報を持っているようです。

 

 

白いウサギと黒いウサギのソマチッドを取り出し入れ替えたところ、どちらのウサギの毛も灰色になった実験から判明しました。

 

 

発見者のガストン・ネサンは、ソマチッドが健康体と病人のソマチッドの形態を確認し、ソマチッドの状態を調べることで癌発病18か月前に予測できるようになったということ。

 

 

ソマチッドは病気になる前にバクテリア形態に変化することが確認され、それによりリウマチや癌の発病を予測できたのです。

 

 

ガストン・ネサンは微量元素18種とミネラル塩、アジアに生育するクスノキの樹液を配合した免疫強勢剤「714X」を開発し、癌患者1000人にリンパ注射したところ、半数が3週間で完治し、4分の1に緩和や延命効果がみられ、75%の有効性が認められました。

 

が、ネサンは医師免許を更新していなかったため、薬事法と医師法に問われ、フランス医師会は国外追放という処置を下しました。

 

 

追放先のカナダでもネサンはカナダの医師会と製薬会社に弾圧され、一人患者が亡くなったのをきっかけに殺人罪で起訴されました。

 

 

有能な医師や「714x」で救われた患者の支援で終身刑を免れ自由になったネサンですが、「714x」は「あらゆる処置を施してなすすべないがん患者にのみ使用許可する」という状況で、アメリカでは代替医療薬として認可され、自由診察で使われているとのこと。

 

 

 

ソマチッドは従来の科学的パラダイムでは不思議としかいいようのない物質なので、量子論やスピリチュアルと一緒に取り上げられる機会が増え、それがちょっと怪しいものにしていると思いますが、この本は過去世リーディングやヒーリングに章を割いてどっぷり無批判にスピリチュアルなテイストになっていて、、ヒカルランド仕様ですかね。

 

 

 

スピリチュアル好きには入りやすいのかもしれませんが、他にも数冊ちゃんとした?ソマチッドの本も出ているので、そちらも合わせて読むといいでしょう!