どんなことでも、洗練されたものや完成されたものは非常にシンプルなものです。
逆に、荒削りなものや本質から外れたものは複雑で回りくどいものが多いです。
本物を見分ける時はいつもシンプルかどうかを基準にするようにしています。
そういった意味では、一般的な手技オステオパシーは細かく見過ぎる所があります。
細かく見過ぎると本質からは外れていきます。
手技オステオパシーで身に付けた感覚や、解剖学的なものの見方は貴重なものですが、手技オステオパシーを修練している過程で「これを極めてたとしても、自分が考えている限界を超えた領域にいくのは難しいな」と感じていました。
オステオパシーは本当に細かく身体を見て、包括的に身体を見るのですが、発想の限界を感じます。
いくら細かく触診できるようになっても、解剖学的に身体に精通しても、身体を楽にすることとは全く違うことだったりします。
ぼくが今やっていることは、そういった発想の限界を軽々と超えていくものです。
それは、自然界のものが人間界にたまたま出現しちゃった、位発想が全然違います。