多くの人が疲労している臓器が肝臓です。
肝臓はあらゆる毒素を濾過し続けるので、クスリの服用やケミカルなものをよく食べていると疲労しやすくなります。空気中の有害物質やウイルスや細菌の排除も肝臓が引き受けているので、肝臓が弱っていると身体は危険にさらされます。
働きとしては、
胆汁を造る
コレステロールの4分の3を造る
過剰ホルモンの排除
ビタミン、酵素の生産と貯蔵、たんぱく質の合成
肝臓は肩やひじと繋がっていて、肝臓の状態は特に右肩右肘に出やすくなります。
施術していて、肩の緊張を読むと肝臓に引かれるということは割とよくあります。
肝臓が疲労すると皮膚トラブルが増え、頭痛が起きやすくなり、匂いに敏感になり、視力障害が生じやすくなります。疲労がとれにくく、ちょっとした運動で大量に汗が出ます。
イライラしやすかったり怒りやすくなったりする場合には、肝臓が疲労している可能性があります。
肝臓というとアルコールをイメージしますが、腸の状態が弱っていると門脈という管を介して、消化不良な血液が肝臓に流れ込んでくるので、肝臓の負担が大きくなります。
肝臓を疲れさせない為には、ライムやレモンをしぼった水を飲む、薬味などの解毒作用の強いものを摂ること、汗をかくこと、しっかり水をとることなど。
防腐剤の亜硫酸縁はいろんなものにはいっていますが、これはかなり肝臓の負担になるようです。食品の表記にこれがある場合、肝臓の弱い人は避けた方がいいでしょう。