治し屋壊し屋

うちに来る方で、整骨院で頭を施術して壊された、エステを受けてから体が重い、整体で背骨にヒビを入れられた、マッサージを受けてから背中が痛い、、

 

 

こういって来る方が定期的に来ます。

 

 

世間の施術はどれだけ恐ろしいのかと思ってしまいますが(笑)

 

 

ぼくも施術の仕事を始めた頃は強いストレッチで伸ばしたりしていたので、身体を破壊したこともあったかもしれません。ストレッチにはどんな状態の人にはやったらダメか、リスクを細かく示したマニュアルも存在しなかったので、周りをみても結構破壊してるなと思いました。

 

 

マッサージやストレッチにもリラクゼーション目的の需要があるので、禁忌症状やリスクに関するマニュアルは必須だと思います。

 

 

 

以前紹介した『野の医者は、、』を読んでも思いましたが、稼げないセラピストというのは自分がどんな目的でそれを行うか、どんな裏付けがあるか、どこまでそれが有効かの見極めがないと感じました。

 

 

 

つまり、修得したことを吟味して反省することなく行い、自分なりに落とし込んでいないので、次々色んなものに手を出すことにもなります。

 

 

マッサージでもストレッチでも鍼でもヒーリングでもいいですが、自分のやっていることがどこまでの領域で、どこからは適用できないかということを知っているだけでも、受け手の身体を壊すということは減ると思います。

 

 

 

最悪なのは自分がどこに働きかけているのか考えず力任せにぐいぐい揉んで、小顔矯正といって強い圧でぐいぐい頭蓋を圧縮するようなことですが、こういったものを撲滅するために手技を追究しなければないなと思います。