何をやっていても、楽しいということが本質に繋がると思っています。
やっていることが楽しくなければ、どこか不調和が生じているということになります。
自分の経験からいっても、嫌々やっていることの中から創造的なことが生まれるということはありません。
名の知れた物理学者、数学者で、自分のやっていることが嫌で嫌でしょうがなかったという人はいません。
好きなふりをしてやっていることはすぐにボロが出ます。
ある対談で、蟻の巣に間違って運ばれたゴミムシが、巣が壊される緊急事態になると普段と違う行動をしてしまい、蟻に攻撃されるという話がありました。
自分の本質から外れた不自然なことをし続けていると、そのうち不具合が出てくるのかも知れません。そういった時に、自分の本質や使命といったものを意識するようになるのでしょう。
好きなことということは、自分の本質に繋がる要素を持っていると思います。
自分の感覚にしっくりくること、やっていて楽しいことにアンテナを張っていれば、自然に自分の本質、使命を自覚するに至ります。