最近記憶に残る、特に手応えがあった症例。
整体、鍼、整形外科、色々行って数年改善されない坐骨神経痛の40代女性。
下歯槽神経に対する歯科領域中心の調整と頭蓋バランスの調整で初回時痛み半減。
毎週来てもらい、3度目の調整で9割方消失。
5度目の時、
「そういえば最近偏頭痛がないです」と言う。坐骨神経痛は出なくなる。
このケースでは下顎を中心にした調整でなければ改善はできなかったと思いました。
2年前にリウマチ発症の40代女性。
膠原病系の方には非常に多い、胸郭、頭蓋の内圧が高いタイプ。
膠原病系の方は割と来るんですが、共通しているのは体液循環が非常に悪く、体液をポンプする機能が低下していること。
この方の場合、頭蓋の内圧を直接下げようとしてもまず下がらない手応えで、検査すると左肺と横隔膜が該当。
左肺はズブッとした感触。肺の弾力性と横隔膜の可動性が上がると脊髄液を促しやすくなり、頭蓋内圧を下げることが可能に。
最近肺を調整することで脊髄液循環を促しやすくなる方がすごく多いですね。
関節痛が主訴で、毎週通ってもらい、先日で6回目。
肘、膝、手首、ほとんどに関節痛が出ていたのが右手首だけで、それも半分ほどの痛みに。
去年、今年来始めた膠原病の方々は中々手強い方が多いんですが、この方は割と素直な反応でした。
膠原病の場合、いくら関節の調整をしてもダメで、体液循環とポンプ機能を上げることは必須だと感じています。これらが正常化すると自然に痛みは出なくなります。関節を調整すると炎症が悪化することが多い。そのため、通常の手技では歯が立たないと言われます。これは癌の方も同じで、癌体質の方は頭蓋内圧が高く脊髄液を促しにくい方が多いですね。
主訴がインポテンツの50代男性(紹介者より伺う)
左腎臓の冷えがひどく、下肢の強張りがひどい。特に脛の骨間膜、足首の靭帯。
上矢静脈洞、直静脈洞の解放とEV4を行い、腎臓の調整、骨間膜と足首の靭帯を調整すると全身暖かいと言う。
2週間後、2度目の調整では腎臓以外キープできていたので腎臓のカテゴリーを一通り外し、視床下部の調整、脊髄液循環の調整。
更に2週間後3度目、肝臓の方が該当して来たので、肝臓、視床下部、脊髄液循環の調整。
この時点で、紹介者曰く
「いや、ムスコがすごく元気になったらしいよ!」
とのこと。
4回目はだいぶ安定したので、様子を見てもらい、必要があれば1ヶ月後くらいに。
どの症例もちょくちょく点穴も使っています。
うちの施術は症状をとることにあまりフォーカスしておらず、心身のバランスがとれることにフォーカスしています。成果は個人差があります。
ボディデザインラボ takeji