生活習慣病というのは、いったんなると治らない、老化現象と言われています。
糖尿病や心血管症を患った方に共通しているのが、
「違和感を感じていたけど、対策しなかった」
ということです。
動脈のバイパス手術をしたという方は、胸の痛みや圧迫される違和感を感じながら、会食などで暴飲暴食を繰り返したところ、背中に激痛が走り冷や汗まみれになり、救急車で運ばれて検査したら冠状動脈がほとんど詰まっていたということでした。
「違和感を初めて感じた時点で食事の見直しをしたり、ウォーキングでも始めていればよかった。」
と言っていました。
糖尿病も、高血圧や肥満も、病気というよりからだが根本からおかしくなっている状態で、くすりは症状を出なくするだけで、治すわけではありません。
また、食事や運動不足が原因になっている不調に関しては、施術ではなく食事や運動(毎日最低30分の歩行)で何とかするしかありません。
不調が、食事や極端な歩行不足からきている場合、施術の効果が出にくかったり続かなかったりということがあります。
からだは医者やクスリに「治して」もらうものでなく、自分のからだが「治す」ものです。