だいぶ前にある先生が「痛みはそこにいたいから痛い」と言っていました。
痛みは持続性のエネルギーだということです。
全ての事柄、事象は一過性のもので過ぎ去っていくものですが、その動きを止めると流れの先行きが見えなくなり、そこにこだわることで痛みや苦しみが生じます。
全ては常に過ぎ去っていくもので、何一つ持続することはない、刹那滅だと思えれば苦しみや痛みに転化されるエネルギーは蓄積されないので、心身ともに楽に過ごすことができます。
元々過ぎ去るものに囚われない人というのはいますが、そうでない場合は自分の呼吸を観察したりして「今現在」に対する意識の強度を上げたり、物事の意味を追わずに観察するだけにしたりすることから始めてみるといいでしょう。
ボディデザインラボ takeji