歴史を知ること、現状以外のあらゆる可能性、発想を考慮しておくことが変化についていくために必要なことだと思います。
経済の仕組み、政治の仕組み、共同体の仕組みの現状はむしろ特殊なものではないか、もっと効率のいい仕組みがあるのに何故現状のようなものになったか、もっと現状に即していて効率的な仕組みがあるんじゃないかということ、同時に個人のあり方、理想的なモデル、どんな仕組み、共同体のあり方にも左右されないような個人の在り方。
仕事でもそうだと思いますが、常により効率的で現状に即した方法を考え続けていれば、停滞、退化はないと思います。進歩がなければそれは退化を意味します。
何より増して重要なのは、個人の葛藤、矛盾などを自覚してその正体を突き詰めておくことだとでしょう。
葛藤、矛盾、弱さを抱えた個人が大きな仕組み、共同体を作り上げても、それはその個人の葛藤、矛盾、弱さを反映したものにしかならないからです。
そういった意味で、大きい構想を持つ場合には、真我の探求、自分は何者か(この問いは真我につながります)ということを同時にやっていく必要があると思っています。
ボディデザインラボ takeji