メルマガから抜粋
うちを利用して長い方は理解していると思いますが、まだ日の浅い方々にはぼくの仕事が理解できないと思うので説明しておこうと思います。
ぼくの仕事は人体の機能、構造を正常化するということです。
人体の機能、構造が問題なければ症状は出なくなります。
例えば、肺、心臓を納めている縦隔は硬い組織で、生化学的な問題が出やすいところですが、縦隔に柔軟性がなくなり動きがなくなると当然心臓や肺の動きも悪くなり、排液も悪くなり、色んな症状が出やすくなります。
この場合、心臓や肺の症状にフォーカスして施術してもあまり効果が出ません。縦隔の機能、構造に問題があるからです。
西洋医学(アロパシー)では症状にフォーカスして対処します。アロパシーは対症療法だからです。
ぼくの基本的な立場、西洋医学(オステオパシー)は症状は放って置いて、徹底して機能、構造をみていきます。(こういうと、「え、西洋医学なの?」と初めて理解した方が多そうですねw
考えとしては西洋医学(オステオパシー)を採用していて、東洋医学の見立ても参考にはします。使えて身体がきちんと変化するものは何でも使うようにしています。西洋医学の解剖学、生理学、病理学は誰とでも共有できるのがいいところです。)
対症療法はいわば繁殖能力の高い害虫を相手に、次々生まれてくる虫を相手にするようなものです。
機能、構造を問題にする立場は、害虫を次々生んでいる親玉を探し、叩こうとする立場です。
どちらが非効率で、どちらが効率的かはわかると思いますが、、
結果的に、長い目でみても機能、構造を徹底して問題にする方が効率がいいです。
慢性的な症状ほどすぐには変化が出ませんが、定期的にみている方ほど
「そういえばあの痛みが最近なくなった」
という方が多く、再び症状が出づらくなります。
ただ、何がそもそもの原因なのかピンポイントで特定できないことはあります。人体は本当に奥が深いですから。毎日発見ですね!
【治癒に関して】
治癒に関しては、痛みに捉われない方ほど効果が出やすいというのもあります。
痛みというのは留まるエネルギーで、「そこにいたいから痛い」という性質を持っています。
だから、気にすれば気にするほどそこに対する意識の強度を上げることになり、痛みを助長することになります。
苦手な人ほどよく会ってしまうという経験のある方はいると思いますが、苦手なものに対する意識の強度の持続性は非常に強いためこういった現象が起こります。
結婚なども同じで、「結婚したい、結婚できない」と思う人は、「結婚できない」ということに対して強力な意識の持続性を与えてしまうため「結婚できない」現実を意識で強化してしまいます。
これは、意識が強まれば強まるほど自然体でなくなるということもありますが、、
実際に、(そういえば最近結婚がどうとか言わなくなったな)と思っていた方ほどいきなり結婚したりするのは面白いですね。
痛みも同じで、「膝の痛み言わなくなりましたね」というと「膝なんか痛かったっけ?」というような方は症状が長引かないです。
余計なこだわりを持たない方が身体は楽に生きられるというのはありますね。
ボディデザインラボ takeji