人間関係のマトリックス

https://www.amazon.co.jp/ユダヤ人大富豪の教えIII-人間関係を築く8つのレッスン-だいわ文庫-本田-健/dp/4479304274/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1527696571&sr=8-2&keywords=ユダヤ人大富豪

 

 

「普段はそうでもないのに特定の人の前ではネガティヴになったりビクビクする」

 

「特定の人と会うとイライラして自分の攻撃的な部分が強くなる」

 

「特定の人の前では自分がちっぽけな存在に思えて自信を失ってしまう」

 

「特定の人と話していると相手がネガティヴ過ぎて、何を言っても通じない、自分が逆に落ち込んでくる」

 

こういった経験ありませんか?

 

人間関係が深まり、身近になればなるほど相手との関係性、自分の立ち位置がはっきりしてくるので、ある一定の感情が働きやすくなります。

 

 

「いつもニコニコしている」「いつもイライラしている」「いつも悲しんでいる」「いつも悩んでいる」これは特定のポジションにはまり込んでいる人ほど傾向がはっきりします。

 

 

あらゆる人間関係は「ポジティヴ自立」「ネガティヴ自立」「ポジティヴ依存「ネガティヴ依存」の4つの図式に収まります。

 

 

ポジティヴ自立は、、、

 

明るくエネルギッシュ。目的を掲げ、それに向かって行動し、ヴィジョンについて語理、人を巻き込んでいく。

暑苦しくなったり、人の感情の機微を無視したりする。いつもニコニコしている。

 

 

ネガティヴ依存は、、、

 

感受性が強く人に共感でき、問題を見つけるのが得意でカウンセラー向き。ネガティヴな部分に意識がいきやすく、過去のことでくよくよしたり文句を言いがち。後ろ向きで暗い感じが特徴。

 

 

ネガティヴ自立は、、、

 

完璧主義で有能な管理者タイプ。目的のための犠牲を厭わず、確実に結果を出そうとするので冷たく見える。自分を有能だと思い、周りをコントロールしたり威圧的に接したりする。暴力性を抱えて、いつもイライラしている。

 

 

ポジティヴ依存は、、、

 

穏やかな癒し系。場を和ませる。ネガティヴ自立との組み合わせでは、ミスしやすく段取りの人間になってしまう。いじめられっ子の標的になり、何かあると頭が真っ白になる。オドオドしている。

 

 

ポジティヴ自立とネガティヴ依存、ネガティヴ自立とポジティヴ依存がパートナーになることが多い。これは上司と部下、子と親、恋人、師と弟子、国と国などあらゆる関係に言えることです。

 

 

ポジティヴ自立は元々はネガティヴ依存を経験していて、ネガティヴ自立はポジティヴ依存を経験していたということが多い。

 

 

やたらガミガミいう上司で、部下がヘマばかりしているという場面を想像しやすいと思いますが、これはネガティヴ自立とポジティヴ依存の関係です。威圧的な雰囲気が強い人の前では、多くの人がポジティヴ依存になってしまうでしょう。会って数分、一瞬でこの関係性はできてしまいます。

 

 

社長だけやたら元気で、やけにパワフルでヴィジョンを積極的に語るが周りは白けてしまい上滑っている。従業員には覇気がない。

これはポジティヴ自立とネガティヴ依存の関係性です。ポジティヴ自立の社長がポジティヴである程、従業員は白けてしまい愚痴を言いがちになり、社内の雰囲気が微妙に、、

 

 

99パーセントの人がこの関係性の図式にはまり込んでいると言います。

この関係性にはまり込んでいる限り、自分にとって大切な何かを始めることはできないとのこと。

 

この関係性の図式から出るためには、自分の「センター」を見出すこと。「センター」にいることで情熱的に仕事ができ、感情に嵌ることなく効率的に過ごすことができる。

 

 

関係性の磁力から抜け出し、センターに位置するには、、

 

詳しくは実際に読んでみてほしいですが、

 

 

ネガティヴ自立の人には、

 

「なぜこの人はこんなに責任を感じてコントロールしようとするのか」

 

 

ポジティヴ依存の人に対しては、

 

「なぜこの人はこんなにオドオドしなければならなくなったのか」

 

を感じてみて、それが感じられれば対立する関係性ではなくなっているということです。

 

 

ボディデザインラボ takeji