ポラリティセラピー/生命エネルギーによる癒し (ポラリティ出版)
2014/9/23
ポラリティセラピーはオステオパス(オステオパシー実践者)でもあったランドルフ・ストーンがアーユルベーダを中心に研究して創った。
ストーンは、手技だけではよくならない患者や、すぐに症状が戻ってしまう患者を目の当たりにし、もっと探究を深めなければと思い、インドに渡って研究を重ねた。最終的にインドで没した。
手技だけで人体に根源的変化を与えることに限界があるというのは手技を使っていれば感じることで、食べ物が劣悪だったり考え方に致命的な不調和があったり、運動が極端に足りていない場合、どんなに手技を施しても人体は素直に反応しない。
ポラリティセラピーというのは、人体の極性(プラスとマイナス)を利用し、人体の持つエネルギーを整えていく方法。
例えば、頭部はプラスの極性を持ち、脚はマイナスの極性を持つ。
磁石のプラス面を切断するとプラスとマイナスの両極ができるように、脚も親指から順に、(拇指)ニュートラル、(示指)マイナス、(中指)プラス、(薬指)マイナス、(小指)プラス というように分かれ、それぞれが空、風、火、水、地となる。
それぞれ対応する人体の組織があり、対応する星座がある。
実際にこの五行で人体をみると当てはまることも多いんですが、陰陽と五行がこの現象世界を認識する道具としては中々はまったものだからでしょう。
本書は臨床の実際的な手技が多めに紹介されています。基本的にプラスとマイナスのポラリティに同時にコンタクトして整えていくというものです。
ニュートラルを介してプラスとマイナスが交流しているので、例えば右手と右手でずっと握手していると右手の極性が乱れて体調が悪くなります。
人体に対するエネルギー的な見方を知る上ではいいかもしれません。人体の不調の原因は極性の乱れ以外も無数にありますが、、
理論的なものを知りたい方は、
こちらがおすすめです。
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