「プーファ」フリーであなたはよみがえる! 生命場を歪ませるアルデヒド (健康常識パラダイムシフトシリーズ) 単行本 – 2017/7/18
オメガ3やオメガ6といった不飽和脂肪酸は健康にいいということは食事療法にある程度詳しい人の間では常識になりつつあります。
オリーブオイル、亜麻仁油、青魚やフィッシュオイルが身体にいいと喧伝されているのはこの文脈からで、心血管症などを予防できるということで認識されるようになったと思います。
アメリカで代替療法を広めたアンドリュー・ワイルも著書では不飽和脂肪酸の良さを強調しています。
本書は逆に、オメガ3やオメガ6といった不飽和脂肪酸が人類に惨事をもたらしてきたということを主張し、検証しています。
うちに来る方でも、フィッシュオイルが合わなかったり、魚の油で腹の不調を訴える方が来るので、なんとなく感じていたことですが、この本を読むとオメガ3やオメガ6の効果は、間違った実験により広められ、オイル産業の利権によって固められたということが書かれています。
実際にプーファ制限して体調が変わるのであれば、この本は正しいということですね!
1万年前までの狩猟時代は陸上の哺乳類や果物により飽和脂肪酸を摂ってきた
農耕革命により豆や穀物といったものから多価不飽和脂肪酸(プーファ)を摂るようになった
プーファを摂ることで健康状態が大きく悪化し、思考やライフスタイルまで変化した
農耕時代に移行(つまりプーファ時代)になり定住化し、戦闘が始まり、生活を保護される階層が登場
オメガ6[植物油)で炒めたり揚げたりすることでアルデヒド(猛毒)が大量発生する
中華圏の肺がんの多さは、中華鍋の調理で揮発したアルデヒドを吸うため
ニワトリなども穀物で育つからプーファがたっぷり
大豆を餌にした豚の油は3割がプーファ
オメガ6(植物油)の普及により癌、心臓、脳血管疾患、アルツハイマー、神経難病、糖尿病、アトピー、喘息が増えた
日本人はアメリカ人と同じ量の植物油を使う上に魚油から大量にオメガ3を摂っている世界でトップレベルのプーファ摂取
プーファ豊富な日本人の平均寿命が長いというねつ造
プーファの生理作用
①フリーラジカルス(活性酸素、活性窒素)産出
②たんぱく質分解酵素ブロック
③炎症の加速
④たんぱく質結合
⑤エネルギー代謝低下
シミやシワの原因もプーファ
皮膚の弾力性を作るたんぱく質をプーファが変性させる
加齢臭や体臭、口臭の原因もプーファ(耳垢の湿った人はアポクリン腺が多いためプーファに要注意)
ガンはプーファの酸化が盛んに起こり,大量のアルデヒドが発生している。
中央アジアの長寿国アゼルバイジャンでは乳製品、野菜、フルーツといった飽和脂肪酸の割合が高い
20代で老化の兆候がみられるイヌイットは大量の魚を食べる
オイル研究者が100日間エスキモーダイエット(イヌイットの主食のみを食べる)を行った所、100日後に血中のアルデヒドが50倍に
精子もゼロに
イヌイットで長寿な人たちは魚の脳、内臓、甲状腺も一緒に食べる
近年の「和食」(豆、ゴマ、海藻、魚)はプーファの固まり、江戸時代はシカやイノシシを食べていた
マクロビの間違いは穀物を摂ること
プーファを避け、プーファで調理を辞めるだけで健康になる
ボディデザインラボ奥沢 takeji