これはマルタのカジノに行ってスッたという話ではありません。
最近は、海外に出るときは視察旅行も兼ねているので、今回はマルタ島でスウェディッシュマッサージを受けることにしました。
スウェディッシュマッサージはまだまだ日本での認知は低いですが、ヨーロッパでは割と主流の施術方法で、グイグイ押したりせずに、組織に抵抗の生じないくらいの刺激で調整を加えていくもののようです。
今日は宗教的な祭りがあり、セントジュリアンという地区に移ってきたのですが、宿のすぐ側にあったので入ってみました。
黒人の女性とアジア系の女性2人の3人でやっているようでした。
ドアを開けると線の細いアジア系の女性が案内してくれました。
施術室の中に入ると、急に素っ裸になるよう指示されました。
出会い頭に全裸になれと指示されたのは初めてでした、、
話し始めると、マルタではマッサージを始めて8ヶ月とのこと、友人2人と仕事しているということ、マレーシアのクランから来た中国人だということがわかりました。
部屋がちょっと冷えているせいか、このお姉さんの手がちょっと冷たいからか判断しずらかったのですが、からだの奥の方がこわばっている感じがありました。
お姉さんの手自体は中立的で、エネルギーの交流は余り感じない手でした。
手は過干渉より中立的なのがよく、エネルギーの交流は活発であることがそのままいいわけではありません。
触られている手からは、まだ解剖学的に身体をしっかり把握できていない感覚が伝わって来たり、自分の女性性をどう扱っていいか試行錯誤している感覚が伝わって来たりしました。
触られた瞬間に感じましたが、技術も手もまだ途上という感じを受けました。
施術は30分受けました。一通り受けた後は身体の表面は軽い感じがありましたが、やはり身体は冷えています。
宿に帰って神の手に背中をさすって頂き、夕飯を食べて散歩したら、マッサージを受けたより元気になりました。
うちに施術を受けに来る方で時々、
「エステに行ってから頭が痛い、だるい、身体が痛い」
「マッサージを受けたら重だるい、何か背負っているようです」
という方がいて、エネルギーは多い方から少ない方に流れたり、感情エネルギーは、術者が個人的な悩みや心配事を一方的に発散する時、受け手に影響を与えることがあります。
ぼくは、施術を受けるときは完全に受け身になりたいので、よっぽど手がいい人でないと身体が拒絶します。
今回のお姉さんはそんな嫌な感じはなかったのですが、感知しづらい所の影響はあったかもしれません。どこかしら潜在意識が拒絶していたり。
それか、部屋の温度か。
好転反応とは別に、やってもらっている時は気持ちいいけど後で何だかだるさが来るということもあります。
わがままボディですね。普段は身体の警戒レベルを高める仕事ですが、施術を色々受けるというのも勉強になります。