フィジカルでもなくスピリチュアルでもなく

個人的には、臨床の仕事に入った時からホールネス(全体性)を目指していました。

 

 

肉体にもスピリチュアルにも、一辺倒に偏ることで問題を見えなくするということはあらゆることにいえるでしょう。

 

 

エネルギー的な問題などが、肉体にどう影響しているかを感じさせることが出来なければ詐欺師と変わりません。

 

 

そして、物質的な世界に存在している限りは肉体が何より優先せられるもので、肉体をないがしろにしている人間がエネルギーを操作したりすることはできないと思っています。

 

 

からだを扱う仕事をしている人の間で「当てられる」「もらう」という状態になりがちな人は、身体的な感覚、操作が不十分なことが多いと感じます。

 

 

おそらく、古代の人たちというのは過酷な環境で生きる上で肉体は強く練り上げられ、危険を感じる身体感覚、皮膚感覚も繊細で、あらゆる物事を波動的に感じる力が強かった筈で、「フィジカル」「スピリチュアル」という以前に「ホールネス」だったと思います。

 

 

身体感覚を磨いていくことで、詐欺まがいのものを買うという危険性は低くなると思うので、最近特に施術ついでにからだで色々感じてもらうようにしています。

 

 

この感覚がなければ逆に、人や世間でいいと言われるもの、マーケティング戦略に乗って物やヴィジョンを選び、身体反応を考慮しない選択をしがちということになるでしょう。